阪急高槻市駅の近くで「辛くて痺れる本場の中華が食べたい」「火鍋を少人数で気軽につつきたい」と探していると、名前が挙がるのが中華料理福宝です。読み方は「ふーばお」。町中華の定番メニューを想像して行くと、メニュー表に並ぶ麻辣湯、刀削麺、羊肉の火鍋、哈爾濱名物ソーセージといった料理名に少し驚くかもしれません。
先に結論をお伝えすると、中華料理福宝は「昼は1,200円の麻辣湯や800円の醤油炒飯でさっと食べ、夜は3,500円の四川火鍋セットを囲む」という使い分けがしやすいお店です。辛いものが苦手な人向けに、辛くないジャージャー麺や白湯スープの鍋も用意されているので、グループの中に辛さが苦手な人がいても選択肢があります。
この記事では、公式サイトに掲載されているメニューと価格をもとに、麺・ご飯もの・一品料理・コースの中身を整理しました。ひとりランチ、子連れ、宴会、車で行く場合など、場面ごとの注意点もまとめています。
・中華料理福宝の営業時間・席数・支払い方法
・1番人気の麻辣湯と、麺・ご飯もの9品の価格比較
・四川火鍋セットと宴会コースの中身と予約締切
・子連れ・ひとり・車で行くときの注意点
中華料理福宝はどんな店?阪急高槻市駅から歩いて行ける四川料理の店

まずはお店の基本から押さえましょう。住所・電話番号などの詳しい情報は下のカードにまとめています。
| 住所 | 〒569-0803 大阪府高槻市高槻町18-9 |
| 電話番号 | 080-9606-5888 |
| 営業時間 | 火~日、祝前日 11:00~14:00(料理L.O. 13:30)、17:00~22:00(料理L.O. 21:30) |
| 定休日 | 月曜日 |
| アクセス | 高槻市駅より徒歩3分(290m) |
| 駐車場 | なし(近隣にコインパーキングあり) |
| 公式サイト | 公式サイト |
中国人店長が研究を重ねた「痺辛」が看板
中華料理福宝の軸は、唐辛子の辛さと花椒の痺れを合わせた四川の味です。公式サイトでは麻辣湯について「中国人店長が研究を重ねた本格スープ」と紹介されていて、メニュー名にも「痺辛スープ」「本場四川の旨味」といった言葉が繰り返し出てきます。日本の町中華でおなじみの甘めの麻婆豆腐とは方向性が違い、四川麻婆豆腐も「本場四川の豆板醤と花椒が効いた」と説明されています。
向いているのは、担々麺や麻婆豆腐の辛さが好きで、もう一段本場寄りの味を試したい人です。仕事帰りに「今日は辛いものでスカッとしたい」という日にも使えます。いっぽうで、メニューは餃子や炒飯、から揚げといった親しみやすい料理もそろっているので、辛い料理が得意な人と苦手な人が一緒に行っても注文に困りにくい構成です。
注意したいのは、「中華料理」という店名から一般的な町中華の定食セットを期待すると、ラインナップの印象がずれる点です。ラーメンと半炒飯のようなセットではなく、麻辣湯や刀削麺が主役だと思っておくと戸惑いません。
21席の店内はカウンター7席とテーブル5卓
席の構成は公式サイトで公開されていて、総席数は21席です。内訳は4名テーブル×2卓、2名テーブル×3卓、カウンター7席。個室と座敷はなく、全席禁煙です。規模としては小さめのお店なので、店内全体を見渡せる落ち着いた広さをイメージしておくとよいでしょう。
この席構成だと、ひとりならカウンター、2人なら2名テーブル、3〜4人なら4名テーブルという使い方が基本になります。公式サイトでも「お一人様でも気軽に使いやすいカウンター席」「ご家族とのお食事や同僚との飲み会にもオススメ」と案内されていて、ひとりランチから少人数の飲み会まで幅広く想定されています。
気をつけたいのは、5人以上のグループです。4名テーブルは2卓しかないため、6〜8人になるとテーブルをつなげる形になり、予約なしで入れるかはタイミング次第です。個室がないので、周りを気にせず話したい会食には向きません。最大宴会収容人数は21人で貸切にも対応しているので、大人数ならいっそ貸切を相談するほうが確実です。
昼11:00と夜17:00の二部営業、月曜定休
営業時間は火~日、祝前日 11:00~14:00(料理L.O. 13:30)、17:00~22:00(料理L.O. 21:30)です。定休日は月曜日。昼と夜の間はいったん閉まる二部営業なので、「14時過ぎに遅めのお昼を」と考えている人は注意してください。
昼の部はラストオーダーが13:30なので、会社の昼休みに行く場合は12時台前半に入るのが無難です。夜の部は21:30まで料理を注文できるので、残業後に一杯飲みながら麻辣湯を食べる、という使い方もできます。高槻市駅から近いため、公式サイトでも「お酒を飲んだ後のお帰りの際も安心」と紹介されています。
月曜は定休日ですが、食べログの店舗情報には「4人前以上の火鍋セットは月曜日も要相談で利用可能」という記載があります。月曜に飲み会を入れたい幹事さんは、事前に電話で相談してみる価値があります。ただし通常営業ではないので、ふらっと月曜に行っても開いていない前提で動いてください。
クレジットカードとQR決済が使える
支払い方法は公式サイトに明記されていて、クレジットカードは利用可(VISA、マスター、アメックス、JCB、Discover)、QRコード決済はPayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイに対応しています。個人経営の中華料理店は現金のみのお店も珍しくないので、キャッシュレスで払えるのはうれしいポイントです。
とくに火鍋の宴会では、1人3,500円や5,500円のコースを人数分まとめて払う場面が出てきます。幹事がカードでまとめて払い、あとで割り勘アプリで精算する、という流れが取りやすいのは助かります。ランチでもPayPayなどでさっと会計できるので、昼休みの時間を無駄にしません。
いっぽう、電子マネーは利用不可です。交通系ICカードで払おうとすると使えないので、ICカードしか持っていない日は注意してください。カードやQR決済も、通信状況などでまれに使えないことがあるため、少額の現金を持っておくと安心です。
中華料理福宝の最寄りは阪急京都線の高槻市駅で、アクセスは「高槻市駅より徒歩3分(290m)」です。JR高槻駅とは別の駅なので、待ち合わせの際は「阪急の高槻市駅」と伝えておくと行き違いを防げます。店舗情報やメニューは中華料理 福宝の公式サイトで公開されています。
1番人気の麻辣湯1,200円はどんな一杯?
公式サイトで「当店1番人気」と紹介されているのが麻辣湯です。初めて行くなら、まずこれを軸に考えるのがおすすめです。
2種の麺と2種の春雨が入った具だくさんスープ
麻辣湯は1,200円。公式メニューでの正式名は「痺辛本格スープの具だくさん麻辣湯(2種の麺&2種の春雨入り)」です。説明によると、本場の痺れと辛さが効いたスープに、もちもちの太麺とヘルシーな春雨が入り、海鮮団子や新鮮野菜もたっぷり。麺と春雨の食感の違いを1杯で楽しめるのが特徴です。
レンゲでスープをすくうと、赤いスープの表面に唐辛子の油が浮き、口に含むと先に辛さ、あとから花椒のじわっとした痺れが追いかけてくるタイプの味です。太麺はスープを吸ってもちっとした噛みごたえがあり、春雨はつるっと喉を通るので、食べ進めても単調になりにくい組み合わせです。
向いているのは、ラーメン1杯分の満足感をスープ料理で得たい人や、野菜も一緒にとりたい人です。公式サイトでは「辛いものが好きな方や冷え性の方におすすめ」とも紹介されています。注意点は、名前の通り具だくさんでスープも熱いため、急いで食べると汗だくになりやすいこと。昼休みの残り時間が少ない日は、次に紹介する麻辣刀削麺のほうが食べやすいかもしれません。
辛さは選べる、初めてなら控えめから
麻辣湯は辛さを選べると公式メニューに書かれています。同じく麻辣刀削麺も「辛さはお選びいただけます」との記載があります。つまり、辛いものが得意な人は辛さを上げ、慣れていない人は控えめにする、という調整が注文時にできます。
花椒の痺れは、唐辛子の辛さとは感覚が違います。舌がピリピリと震えるような感覚が続くので、唐辛子系の激辛に強い人でも、花椒の痺れには慣れていないことがあります。初めてなら「普通」かそれより控えめで頼み、2回目以降に好みに合わせて上げていくのが失敗しにくい方法です。
向いている場面としては、辛さの好みが違う友人同士で行くときです。同じ麻辣湯でも辛さを別々に指定できれば、1人だけ食べられないという事態を避けられます。トッピングも多数用意されているので、刀削麺300円やもやし200円を足してボリュームを調整することもできます。
担々麺の激辛が平気だからと、初回から辛さを最大近くにすると、花椒の痺れが重なって後半で箸が止まりがちです。原因は「辛さ」と「痺れ」を同じ物差しで考えてしまうこと。対策は、初回は控えめで注文し、卓上で足せる範囲で調整すること。辛さを抑えたい日は、辛くないジャージャー麺(1,000円)を選ぶ手もあります。
ひとりランチに向く理由と、向かない日
麻辣湯はひとりランチとの相性がいいメニューです。1杯で麺・春雨・海鮮団子・野菜がそろうので、サイドを頼まなくても食事として完結します。カウンター7席があり、公式サイトでも「お仕事帰りやランチに」と案内されているので、ひとりで入っても気まずさはありません。平均予算は昼:1,001~1,500円とされていて、麻辣湯1杯ならその範囲に収まります。
おすすめの場面は、午前中の仕事が一段落した日に、体を温めてリセットしたいときです。寒い時期はもちろん、エアコンで体が冷えた夏のランチにも向きます。高槻市駅から近いので、阪急沿線で移動中にふらっと寄れるのも利点です。
いっぽう、午後にお客さんとの打ち合わせがある日は避けたほうが無難かもしれません。赤いスープは服に跳ねると目立ちますし、にんにくや香辛料の香りが残ることもあります。白いシャツの日は紙エプロンがあるか確認するか、醤油炒飯(800円)など汁気の少ないメニューに切り替えるのが安心です。
高槻でシビれる辛さの麺を食べ比べたい人は、辛さと痺れを選べる担々麺専門店の記事も参考になります。

高槻市駅の改札を出て、目の前のビルの1階に担々麺の専門店がある——そう聞いても、正直「担々麺の店ならほかにもあるし」と思う人は多いはずです。ところがこの店、監修…
麺とご飯もの9品を価格順に比べると?

麻辣湯以外にも、昼に頼みやすい麺・ご飯ものがそろっています。公式メニューに載っている価格をもとに一覧にしました。
| メニュー | 価格(税込) | 辛さ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 醤油炒飯 | 800円 | 辛くない | さっと食べたい人 |
| トマト玉子丼 | 800円 | 辛くない | やさしい味が好きな人 |
| エビ炒飯 | 900円 | 辛くない | エビ好き |
| ジャージャー麺 | 1,000円 | 辛くない | 子ども・辛さが苦手な人 |
| ルーローハン(魯肉飯) | 1,000円 | 甘辛 | ご飯派 |
| 麻辣刀削麺 | 1,100円 | 選べる | もちもち麺が好きな人 |
| 担々麺 | 1,100円 | 少し痺辛 | 辛さ入門の人 |
| 麻婆麺 | 1,100円 | 痺辛 | 麻婆豆腐好き |
| 麻辣湯 | 1,200円 | 選べる | 初めての人 |
北摂ごちそう手帖調べ(公式サイトの料理メニュー掲載価格。ルーローハンは公式トップページの掲載価格)
800円の醤油炒飯とトマト玉子丼は「辛くない昼」の定番
もっとも手頃なのが、醤油炒飯とトマト玉子丼の800円です。醤油炒飯は公式メニューで「火で一気に炒め上げる!香ばしい醤油のコクがたまらない」と紹介され、「こちらも人気メニューです」と添えられています。人気メニュー満喫コースの締めにも入っている、お店の定番の一皿です。
トマト玉子丼は、トマトの酸味とふわふわの玉子を合わせた丼で、中国の家庭料理でおなじみの「トマトと卵の炒め物」をご飯にのせたスタイルです。酸味と卵の甘みでさっぱり食べられるので、辛い料理が続いた翌日や、胃を休めたい日の昼に向いています。公式でも「トマト好きな方は是非!」と紹介されています。
エビを加えたいなら、エビ炒飯が900円。ぷりぷりのエビがたっぷり入っていると案内されています。注意点としては、炒飯も丼も単品だとスープが付くかどうかが公式メニューには書かれていないことです。汁物がほしい人は、注文時に確認するか、一品の水餃子(550円)を足すとバランスが取れます。
1,000円のジャージャー麺とルーローハンは「甘辛」派に
ジャージャー麺は1,000円。公式メニューでは「辛くない本格派」「お子様も安心」とはっきり書かれていて、特製甘辛肉味噌が麺にたっぷり絡むタイプです。四川料理の店で辛くない麺を探している人にとって、いちばん安心して頼める一杯といえます。
ルーローハン(魯肉飯)は台湾名物で、同じく1,000円。公式サイトの紹介では、とろけるような豚バラ肉と煮卵、青菜がのり、甘辛いタレが染み込んだお肉とご飯の組み合わせが特徴です。四川ではなく台湾の料理ですが、ご飯ものでしっかり食べたい人には選択肢として便利です。
この2品は、辛い料理を頼む人と一緒に行く「辛さが苦手な側」の人にとっての避難先になります。たとえば友人は麻辣湯、自分はジャージャー麺と分ければ、同じテーブルで無理なく楽しめます。注意点として、ルーローハンは公式トップページのおすすめ料理に載っているものの、料理メニューの一覧ページには見当たりません。提供状況が変わる可能性があるので、目当てにする場合は来店時に確認してください。
1,100円の麻辣刀削麺・担々麺・麻婆麺は食感で選ぶ
1,100円の麺は3種類あります。麻辣刀削麺は「痺辛スープがもちもちの刀削麺に絡みます」という一杯で、辛さを選べます。担々麺は「肉味噌たっぷり」「少し痺辛」との説明で、3種の中では辛さが穏やかな位置づけです。麻婆麺は「当店人気メニュー。麻婆豆腐が刀削麺に絡みます」と紹介されています。
刀削麺は、生地のかたまりを包丁で削って鍋に落とす中国・山西省発祥の麺で、厚みが不ぞろいなぶん、つるっとした部分ともちっとした部分が混ざる食感が魅力です。麻辣刀削麺と麻婆麺はこの刀削麺を使っているので、麺の噛みごたえを楽しみたい人はこの2つから選ぶとよいでしょう。
選び方の目安は、スープで食べたいなら麻辣刀削麺、汁気少なめで麻婆豆腐のコクを味わいたいなら麻婆麺、辛さに自信がないなら担々麺です。注意点は、担々麺も「少し痺辛」なので、辛さがまったくダメな人にはジャージャー麺のほうが安全なことです。
麻婆×スパイスの融合カレーは「ここでしか」の創作枠
麺類ご飯もののなかでひときわ目を引くのが、「四川麻婆の痺れ×極上スパイスの融合カレー」(1,100円)です。公式メニューでは「当店でしか食べられない超人気創作メニュー」と紹介され、本格麻婆豆腐の麻辣と、特製カレースパイスを組み合わせた一皿です。大盛りもOKと書かれています。
大阪はスパイスカレーのお店が多い街ですが、麻婆豆腐の花椒の痺れとカレースパイスを掛け合わせたメニューはあまり見かけません。麻婆丼とカレーライスのどちらを頼むか迷うタイプの人や、珍しいメニューを見つけたら試したい人にはうってつけです。
注意点は、麻婆の痺れとカレーのスパイスが重なるため、香辛料の刺激に弱い人には強めに感じられる可能性があることです。また、公式の料理メニューには麻婆麺の説明文にもカレーの紹介文が混ざっている箇所があり、麻婆麺とカレーを取り違えやすい表記になっています。どちらを食べたいかは、注文時に「麺」か「カレー」かをはっきり伝えると安心です。
四川火鍋セット3,500円を頼む前に知っておきたいこと
夜の主役が四川火鍋セットです。公式サイトのコース情報をもとに、中身と頼み方を整理します。
16品の中身は肉・団子・野菜・〆の刀削麺まで
四川火鍋セットは一人前3,500円で、16品の構成です。内容は付出1種、羊肉、豚肉、海鮮団子、白菜、ほうれん草、もやし、漬け白菜、れんこん、しいたけ、えのき、木耳、豆腐、じゃがいも、太春雨、刀削麺。肉2種と海鮮団子に、野菜・きのこ類がたっぷり付き、最後は刀削麺と太春雨で締める流れです。
羊肉は火鍋の定番食材で、麻辣スープにくぐらせると独特の香りが唐辛子や花椒とよくなじみます。漬け白菜は酸味があり、辛いスープの合間に口の中をリセットしてくれる役割です。じゃがいもや太春雨はスープを吸うので、煮込むほど味が染みていきます。
向いているのは、「今日は鍋をつつきながら2時間ゆっくり話したい」という夜です。コースの滞在可能時間は2時間とされています。注意点は、公式のトッピング価格がページによって異なる表記になっていることです。コースページと料理メニューページで同じ食材の価格が違うため、追加注文するときは店内のメニューで金額を確かめてから頼むのが確実です。
四川火鍋は中国四川省の鍋料理で、唐辛子と花椒を使った赤いスープが特徴です。辛さ(唐辛子)と痺れ(花椒)の2つの刺激がセットになっていて、野菜・肉・魚介類を熱いスープで加熱しながら食べます。福宝の火鍋は、この麻辣スープと濃厚な白湯スープを1つの鍋で仕切った「2色鍋」になっています。
麻辣と白湯の2色鍋、辛くないトマトスープも
福宝の火鍋は、本場の痺辛(麻辣)スープと濃厚な白湯スープの2色鍋です。公式サイトでは「辛いものが苦手な方や火鍋初心者の方も安心してお楽しみいただけます」と案内されています。さらに、2名様からの火鍋セットのページには「辛くないトマトスープもご用意できます」と書かれています。
2色鍋のいいところは、同じ具材を辛いスープと辛くないスープで食べ比べられることです。羊肉を麻辣側でくぐらせたあと、白湯側で豆腐やじゃがいもを煮込む、というように交互に食べると、辛さに疲れにくくなります。辛いもの好きと苦手な人が一緒に囲んでも、それぞれの側で楽しめる仕組みです。
おすすめの場面は、職場の飲み会や家族での食事など、辛さの好みがバラバラなメンバーが集まるときです。注意点は、トマトスープが用意できる旨はコースページの一部に書かれている情報なので、トマトスープを希望する場合は予約時に伝えておくと確実だということです。
火鍋はお一人様からでも注文できる
意外と知られていないのが、福宝の火鍋はひとりでも頼めることです。公式サイトのコース情報には「火鍋はお一人様からご注文を承ります」とはっきり書かれていて、四川火鍋セットは「1名~」と表示されています。火鍋店のなかには2人前からしか受け付けないお店もあるので、ひとり火鍋ができるのは貴重です。
ひとり火鍋は、自分のペースで具材を入れ、好きなだけ煮込めるのが魅力です。カウンター7席があるので、仕事帰りにひとりで鍋をつつきながらビールを1杯、という過ごし方もできます。16品のセットは量があるので、しっかりお腹をすかせて行くのがおすすめです。
注意点は、ひとりだと16品を食べきるのに時間がかかることと、夜の部のラストオーダーが21:30であることです。遅い時間に入るとゆっくり煮込む時間が足りなくなるので、ひとり火鍋なら夜の部の早めの時間帯を狙いましょう。
火鍋の前に一品を頼みすぎないのがコツ
火鍋セットには付出1種が含まれているので、最初から一品料理をたくさん頼む必要はありません。16品のうち、肉・団子・野菜・麺・春雨まで入っていて、これだけで食事として完結する量です。追加するなら、まず鍋を食べ進めてから足りない具材をトッピングで補うほうが無駄が出ません。
おすすめは、火鍋と一緒に小籠包(550円)か焼餃子(600円)を1皿だけ頼み、みんなでつまむ形です。鍋が煮えるまでの待ち時間に点心をつまめるので、テーブルが間延びしません。辛さの箸休めには、きくらげのわさび和え(550円)のような冷菜も合います。
デザートを入れたい人は、公式メニューで「火鍋のデザートにピッタリの一品」と紹介されている一口ミルク饅頭揚げ(450円)がちょうどいいサイズです。注意点として、刀削麺と太春雨がセットの最後に控えているので、途中で満腹にならないよう、一品は人数より少なめに頼むのが失敗しにくい頼み方です。
宴会なら飲み放題付き5,500円と4,500円どちらを選ぶ?
福宝の公式サイトには、火鍋系と「人気メニュー満喫コース」系の2系統、合計5つのコースが掲載されています。宴会で選ぶ際の違いを整理します。
5,500円の火鍋コースは「鍋を囲む飲み会」向け
【2H飲み放題付】贅沢四川火鍋セットは5,500円。中身は四川火鍋セットと同じ16品で、そこに2時間の飲み放題が付きます。公式サイトでは「仕事帰りの飲み会や、辛いもの好きが集まる女子会に最適な2時間飲み放題付きプラン」と紹介されています。
飲み放題の内容は、生ビール、ハイボール、チューハイ(各種OK)、焼酎(麦・芋)、果実酒(梅・あんず)、ソフトドリンク。火鍋コースの飲み放題は120分(オーダー110分)です。辛い火鍋にはビールやハイボールがよく合うので、お酒を飲むメンバーが多いならこのコースが基本になります。
単品で火鍋セット(3,500円)を頼み、飲み放題を付ける方法もあります。飲み放題は2,000円、ソフトドリンクのみ飲み放題は800円で、「火鍋をご注文のお客様にかぎります」と条件が付いています。お酒を飲まない人がいるグループでは、その人だけソフトドリンク飲み放題にする組み合わせを店に相談してみるとよいでしょう。
4,500円の満喫コースは「点心と炒飯でつまむ飲み会」向け
【2H飲み放題付】福宝人気メニュー満喫コースは4,500円。料理は6品で、前菜2種(干豆腐サラダ&きくらげわさび和え)、小籠包(1人2個)と水餃子(1人3個)、豚肉角煮、中国パイ、醤油炒飯、デザートのさつまいもボール4個という構成です。
このコースは、鍋よりもいろいろな料理を少しずつつまみたいグループに向いています。前菜の冷菜でお酒をスタートし、点心、肉料理、名物の中国パイと続き、醤油炒飯で締める流れは、中華の宴会らしい組み立てです。辛い料理が少なめなので、辛さが苦手な人が多い集まりでも選びやすいのが利点です。
注意点は、公式ページの飲み放題時間の表記です。このコースのページには「※90分」という記載と「飲み放題120分(オーダー110分)」という記載が両方あり、どちらが正しいかページだけでは判断できません。コース名は「2H飲み放題付」となっていますが、二次会の予定を組むなら予約時に何分制かを必ず確認してください。
飲み放題なしなら2,500円の満喫コースと3,500円の火鍋
お酒を飲まない集まりや、ランチの会食なら、飲み放題なしのコースが使えます。福宝人気メニュー満喫コースは2,500円・6品・2名~で、公式サイトでは「2名様~当日予約も大歓迎」と案内されています。火鍋なら四川火鍋セット一人前3,500円です。
満喫コースは、ママ友とのランチ会や、両親を連れて行く食事会にも使いやすい内容です。小籠包と水餃子、豚肉角煮、中国パイ、醤油炒飯と、辛くない料理が中心なので、年配の人や辛さに慣れていない人でも食べやすい構成になっています。デザートのさつまいもボールまで付くので、食後に別のお店へ移動する必要もありません。
さらに、公式サイトのクーポンとして「コースご予約時、お一人様ドリンク一杯サービス」があります。ただし利用条件は「ランチ、不可他券・サービス併用不可、2名様以上、要予約」なので、ランチの会食では使えない点に注意してください。
| 火鍋コース(5,500円) | 満喫コース(4,500円) |
|---|---|
| 16品で肉も野菜もたっぷり 2色鍋で辛さの好みが分かれても対応 1名から予約できる 飲み放題は120分(オーダー110分) | 6品で点心・肉料理・炒飯・デザート 辛くない料理が中心で選びやすい 2名から予約できる 飲み放題の時間表記は予約時に確認 |
予約締切を過ぎてコースが取れない失敗を避ける
宴会でありがちなのが、「当日の夕方に人数が決まったので、ネットで予約しようとしたら締切を過ぎていた」という失敗です。公式サイトのコースごとの予約締切は、四川火鍋セット(1名~)と飲み放題付き火鍋コースが「来店日の当日19時まで」、満喫コース2種と2名様からの火鍋セットが「来店日の当日17時まで」となっています。
原因は、同じ火鍋でもコースによって締切が2時間違うことに気づかないことです。とくに満喫コースは17時締切なので、仕事終わりに決めようとすると間に合いません。対策は、参加人数が確定していなくても、昼のうちに最低人数で予約を入れておき、増えそうなら店に電話で相談することです。
もう1つの注意点は席数です。総席数21席の小さなお店なので、週末の夜に大人数の予約が1組入ると、ほかの席はすぐ埋まります。10人以上の宴会なら、早めに日程を押さえるか、最大21人の貸切を相談するほうが確実です。
一品料理とドリンクで夜の予算はいくらになる?
コースを使わずにアラカルトで飲むなら、一品料理とドリンクの価格を知っておくと予算が立てやすくなります。公式サイトの夜の平均予算は夜間:3,001~4,000円です。
550円の小籠包と水餃子、600円の焼餃子は外せない点心
点心系は手頃な価格帯にそろっています。小籠包は550円で、公式メニューでは「熱々レンゲの上で破る」「溢れ出る極上スープを吸い尽くす」と、スープの多さが強調されている自家製の一品です。水餃子も550円、焼餃子は600円、エビ蒸し餃子は700円です。
小籠包は、レンゲにのせて皮に小さく穴を開け、スープを先に飲んでから本体を食べるのが基本の食べ方です。いきなりかじると熱いスープが飛び出して口の中をやけどしやすいので気をつけてください。焼肉まん(250円)は「カリッと香ばしい底」が特徴の本場の味で、1個からつまめる価格なのがうれしいところです。
そして福宝で見逃せないのが、中国パイ(牛・羊)の500円です。公式メニューでは「高槻でここだけ!?」と紹介され、サクサクの生地にもっちりしたお肉が入っています。満喫コースでも「名物逸品」として登場するので、初めてなら一度は頼んでおきたい一品です。注意点は、点心は作りたてで出てくるものが多く、混雑時は提供に時間がかかる可能性があることです。
お酒のあてになる冷菜とガチ中華の一品
ビールや紹興酒に合わせたいのが冷菜です。干豆腐サラダは500円で「ガチ中華の定番」「ピリ辛」、きくらげのわさび和えは550円、キュウリと豚耳の和え物は650円で「常連さんに大人気」と紹介されています。ピータン豆腐は600円です。
温かい一品では、哈爾濱名物ソーセージ(750円)、豚肉角煮(800円)、豚肉の衣揚げ(900円)、青椒肉絲(850円)、四川麻婆豆腐(700円)、鶏のから揚げ(700円)などがあります。哈爾濱(ハルビン)は中国東北部の都市で、ソーセージが名物として知られています。四川料理だけでなく中国各地の料理が並んでいるのが福宝のメニューの面白さです。
2人で飲むなら、冷菜1品、点心1品、温かい一品1〜2品にドリンクを数杯、という組み合わせが目安になります。注意点として、キュウリと豚耳の和え物や、トッピングにあるアヒルの血豆腐、牛ハチノス、センマイなど、日本の中華料理店ではあまり見かけない食材もあります。苦手な人がいるグループでは、注文前にメニュー名を声に出して確認し合うと安心です。
ドリンクは550円のビールから、紹興酒は500円
ドリンクの価格も公式サイトに掲載されています。ビールはスーパードライ(中)が550円、スーパードライ(800ml)が900円、青島ビール(330ml)が550円。チューハイ(レモンなど)は500円、紹興酒は500円です。
四川料理に合わせるなら、中国のビールである青島ビールを選ぶと雰囲気が出ます。すっきりした軽い飲み口なので、辛い料理の合間にごくごく飲みやすいタイプです。辛さが落ち着いてきたら、紹興酒で角煮やソーセージをゆっくり味わう、という流れも楽しめます。何人かでビールを分け合うなら800mlのボトルが便利です。
アラカルトで4〜5杯飲む予定なら、コースの飲み放題(火鍋注文時2,000円)と比べてどちらが得かを考えておくとよいでしょう。注意点として、公式サイトのドリンクメニューには価格が「-」表示の商品もあるため、気になる銘柄は店内メニューで確認してください。
デザートは、ごま団子(500円)、さつまいもボール(550円・8個入り)、桃まんじゅう(500円)、黒糖もち揚げ(450円)、一口ミルク饅頭揚げ(450円)の5種類。さつまいもボールは「中国屋台の人気メニュー」で2色のカラフルな見た目、黒糖もち揚げは中から熱々の黒糖餡が流れ出るタイプです。辛い料理のあとの口直しに1皿をシェアするのがちょうどいい量です。
子連れ・ひとり・車で行くときは何に気をつける?
最後に、来店する人のタイプ別に使い方と注意点を整理します。
子連れは辛くない麺と点心を中心に組み立てる
公式サイトの店舗情報では「お子様連れOK」とされていて、店内についても「広々とした店内はご家族でのお食事や、お子様連れのママ会にもオススメ」と紹介されています。バリアフリーは「あり」です。
子どもと一緒なら、公式で「辛くないのでお子様でも大丈夫です」と明記されているジャージャー麺(1,000円)が第一候補です。ほかにも醤油炒飯(800円)、トマト玉子丼(800円)、鶏のから揚げ(700円)、ポテトフライ、焼肉まん(250円)など、辛くない料理がそろっています。大人は麻辣湯、子どもはジャージャー麺と炒飯を取り分ける、という組み立てにすれば、家族全員が同じテーブルで満足できます。
注意点は、個室と座敷がないことです。小さな子どもが座敷でごろんとできる環境ではないので、ベビーカーの置き場所や子ども用椅子の有無は事前に電話で確認しておくと安心です。また、火鍋は沸騰したスープをテーブルで使うため、小さな子どもがいる場合は鍋の位置に気を配ってください。
ひとりはカウンター7席でランチも火鍋も
ひとりで行くなら、カウンター7席が使えます。公式サイトでは「お一人様はもちろん、カップルにもオススメのカウンター席」「お一人様でも気軽に使いやすい」と紹介されていて、ひとり客を歓迎する姿勢がはっきりしています。
ひとりランチなら麻辣湯(1,200円)か麻辣刀削麺(1,100円)、軽めに済ませたいなら醤油炒飯(800円)。夜にひとりで飲むなら、中国パイ(500円)とキュウリと豚耳の和え物(650円)で青島ビールを1本、という組み合わせも楽しめます。先ほど紹介したとおり、火鍋セットもお一人様から注文できます。
実は、公式サイトのランチページには「ランチタイムも全メニューを提供しております」と書かれています。つまり、夜のイメージが強い火鍋や一品料理も、昼の部で頼めるということです。混雑しやすい夜を避けて、昼にひとり火鍋や点心をゆっくり味わう、という使い方は意外と知られていない穴場の過ごし方です。注意点は、昼のラストオーダーが13:30なので、火鍋を頼むなら開店に近い時間に入ることです。
「火鍋は夜の料理」と思われがちですが、福宝は公式サイトのランチページで「ランチタイムも全メニューを提供」と案内しています。コースの予約可能時間も11:00~22:00とされているので、休日のお昼に家族や友人と火鍋を囲むのもひとつの選択肢です。
高槻市駅周辺でほかのランチ候補も比べたい人は、歩く方向別に整理した記事もあわせてどうぞ。

阪急京都線の高槻市駅で降りて、さて昼をどこで食べようかと立ち止まったことはありませんか。改札を出た瞬間に商店街と国道が同時に目に入るので、方向を決めた時点でその…
車で行くなら専用駐車場なしを前提に
北摂エリアは車で移動する人も多いですが、中華料理福宝の駐車場は「なし(近隣にコインパーキングあり)」です。専用駐車場はないので、車で行く場合は周辺のコインパーキングを利用することになります。
高槻市駅の周辺は商店街や飲食店が集まるエリアで、コインパーキングは点在していますが、週末の昼や夕方は満車になっていることもあります。車で行くなら、到着前に地図アプリで近くの駐車場の空き状況を確認し、候補を2〜3か所決めておくと慌てずに済みます。
駐車場がないうえに、火鍋にはビールがよく合うため、「運転手なのに飲み放題付きコースを人数分予約していた」という失敗が起こりがちです。原因は、コース選びと移動手段を別々に決めてしまうこと。対策は、宴会なら電車で行くことを前提にし、運転する人がいる場合は飲み放題なしの火鍋セット(3,500円)にソフトドリンクのみ飲み放題(800円)を付けられるか、予約時に店へ確認することです。
麻辣湯の食べ比べや高槻の中華めぐりに組み込む
高槻には麻辣湯を出すお店がほかにもあり、スープや具材の選び方がお店ごとに違います。福宝の麻辣湯は1,200円の定価制で、2種の麺と2種の春雨、海鮮団子と野菜があらかじめ入った「おまかせ具だくさん型」です。自分で具材を選んで重さで会計するタイプのお店と比べると、選ぶ手間がなく、初めてでも注文に迷わないのが利点です。
いっぽう、具材を自分で細かく選びたい人や、食べる量を少なめにして価格を抑えたい人には、量り売りのお店のほうが合う場合もあります。どちらが正解というより、「今日は選ぶのが面倒だから福宝」「今日は好きな具だけ食べたいから量り売り」と気分で使い分けるのが楽しみ方です。
高槻センター街の量り売り麻辣湯のお店は、こちらの記事で紹介しています。

JR高槻駅で降りて、さて昼はどこにしようかと歩き出したものの、駅前の商業ビルはどこも行列。かといって知らない路地に入る勇気もない——高槻でランチを探すとき、この…
注意点として、福宝の麻辣湯は辛さを選べるものの、具材の中身を入れ替えられるかは公式サイトに記載がありません。苦手な具材がある人は、注文時に抜いてもらえるか相談してみてください。
まとめ
中華料理福宝は、21席の小さなお店に、麻辣湯や刀削麺、四川火鍋、中国パイといった本場寄りの料理が詰まったお店です。辛くないジャージャー麺や白湯スープの鍋もあるので、辛さの好みが違う人同士でも一緒に行けます。最初の一歩としては、平日の昼に麻辣湯を辛さ控えめで頼み、痺れ具合を確かめてから、次は夜の火鍋を仲間と予約してみてください。
※価格・営業時間は記事作成時点の公式サイト掲載情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

コメント