「能勢のとりこって、犬を連れて行けるカフェらしいけど、実際どんなお店なの?」「能勢まで車を走らせるなら、定休日や混み具合は先に知っておきたい」。大阪のてっぺん・能勢町にある白い平屋のカフェは、SNSで写真を見かけて気になっている人が多い一方で、営業日や犬連れのルールが少し独特なので、下調べなしで向かうと戸惑いやすいお店です。
先に結論をお伝えすると、能勢のとりこは「火曜と金曜が定休、10:30〜17:30営業」の、犬連れも犬なしも過ごせる里山カフェです。カフェを1家族1,000円以上利用すると併設のドッグラン2種が無料になり、店内ではカラスミをトッピングできるピザや季節のフルーツパフェ、工房直売のからすみも手に入ります。
この記事では、行く前に押さえたい営業時間・定休日・アクセスの注意点から、フードとスイーツの選び方、ドッグランの利用条件、ホタルナイトやクリスマスなどの季節イベントの料金、そして帰りに寄りたい道の駅や日帰り温泉まで、公式サイトと能勢町観光協会の情報をもとに整理しました。
・能勢のとりこの営業時間・定休日と、車・バスでの行き方の注意点
・ピザ、どら焼き、季節パフェなどメニューの選び方
・ドッグランが無料になる条件と、犬連れで守りたい店内ルール
・ホタルナイトやクリスマスなど季節イベントの料金と、周辺スポットの回り方
能勢のとりこはどんな店?山と川に囲まれた白い平屋のカフェ&工房

里山の中にぽつんと建つ「真っ白な平屋」が目印
能勢のとりこは、能勢町の山・川・田園に囲まれた場所に建つカフェです。国道173号線を北へ走っていくと、緑の中に目立つ真っ白な平屋が見えてきます。能勢町観光協会の紹介では「山・川・田園の自然に囲まれたカフェ&おつまみ工房」とされていて、公式サイトでも「自然と融合した癒やしの広々空間カフェ」と説明されています。
建物のすぐそばには川が流れていて、テラス席では川のせせらぎと風を感じながらのんびり過ごせるのがこのお店の持ち味です。春の新緑、秋の紅葉、冬の静かな景色と、窓の外の風景が季節ごとに入れ替わるので、同じ店に何度か通っても飽きにくい立地といえます。
向いているのは、休日に少し遠出して「景色を眺めながら甘いものを食べたい」カップルや、自然の中で愛犬と過ごしたい家族です。反対に、駅前カフェのように「ちょっと空いた30分で寄る」使い方には向きません。北摂の市街地から車でまとまった時間がかかる場所なので、半日〜1日のおでかけの目的地として予定を組むのがおすすめです。
カフェだけじゃない、カラスミ工房とお菓子工房を併設
能勢のとりこのもう1つの顔が、併設のカラスミ工房とお菓子工房です。公式サイトでは「テイクアウトも出来るカフェに、カラスミ工房、お菓子工房を兼ねた癒やしの里山工房」と紹介されています。山あいのカフェでからすみ、という組み合わせは意外ですが、工房直売のからすみは観光協会の紹介文でも「お得で絶品なからすみも人気」と触れられている看板商品です。
工房で扱っているのは、秋鹿酒造のお酒を使って漬け込んだ「秋鹿カラスミ」と、昔ながらの製法でつくる国産の「本からすみ」、そしてオリジナルの海鮮ふりかけ「福ちりめん」など。公式サイトによると、からすみを身近な品にするために流通経路を簡素化し、手に取りやすい価格で提供しているそうです。飲食店や小売店向けの卸にも対応しています。
カフェでスイーツを楽しんだあと、晩酌用のおつまみや手土産としてからすみを買って帰る、という使い方ができるのがこの店ならでは。注意点として、工房直売品の価格は公式サイトに一覧が載っていないため、予算を決めて買いたい人は店頭で確認するか、事前にInstagramなどで問い合わせておくと安心です。
室内32席・外テラス12席の広々空間
公式サイトに掲載されている最大席数は、室内32席、外テラス12席です。店内は白を基調に木のぬくもりを感じる内装で、観光協会の紹介でも「優しい木のぬくもりを感じる空間」と書かれています。店内には犬用のフォトブースがいくつも置かれていて、ワンちゃんを乗せて写真を撮る人の姿がこのお店らしい光景です。
テラス席は川と緑に面していて、天気のいい日は外席から埋まっていく傾向があります。犬連れで店内に入るのが不安な場合もテラス席なら気楽ですし、犬を連れていない人でも、風の通るテラスでパフェを食べる時間は能勢まで来たご褒美のようなものです。
気をつけたいのが席の予約ルールです。公式サイトには「お席はご予約者様でも指定は出来ません。当日の状況によりお席は変わります」と明記されています。「テラス席を予約して行こう」と考えていても、当日の状況によっては店内になることがあるので、テラスにこだわる場合は早めの時間に到着するのが現実的です。団体やワンちゃん席の利用は予約が必要とされています。
| 住所 | 〒563-0372 大阪府豊能郡能勢町山辺751 |
| 電話番号 | 072-703-6815 |
| 営業時間 | 10:30〜17:30 |
| 定休日 | 火曜日、金曜日 |
| アクセス | 能勢電鉄 山下駅からバスで20分 |
| 駐車場 | あり(台数の公表なし・乗り合わせ推奨) |
| 公式サイト | 公式サイト |
能勢町は大阪府の最北端にある町で、観光協会は「大阪のてっぺん」と打ち出しています。店名の「とりこ」はローマ字で「trico」と表記され、公式サイトやイベント名では「TRICO」「nose no trico」の表記も使われています。Instagramで最新情報を探すときは「nosenotrico」で検索すると見つけやすいです。
行く前に確認したい営業時間・定休日・行き方
定休日は火曜と金曜の週2日、金曜休みは見落としがち
能勢のとりこの定休日は火曜日と金曜日です。公式サイトと能勢町観光協会のページで同じ内容が掲載されています。飲食店の定休日は週1日のところが多いので、「火曜だけ避ければいい」と思い込んでいると金曜に空振りしてしまいます。
とくに起こりやすいのが、金曜に有給を取って「平日の空いている日に能勢までドライブしよう」と計画するパターンです。原因は、定休日を1つだけ覚えて出発してしまうこと。北摂の市街地から車でまとまった時間をかけて到着したあとに閉まっているとダメージが大きいので、対策として平日に行くなら月・水・木のどれかと決めてしまうのがおすすめです。土日祝は営業日なので、休日のおでかけなら曜日の心配はほぼいりません。
もう1つ覚えておきたいのが、周辺の施設との定休日の重なりです。帰りに寄りたい道の駅や日帰り温泉も火曜休みが基本なので、火曜は能勢エリア全体がお休みモードになりがちです。能勢方面へのおでかけ自体を火曜に組まないようにしておくと、予定が崩れにくくなります。
原因は「定休日は火曜」とだけ覚えていたこと。能勢のとりこは火曜日と金曜日の週2日が定休です。対策は、平日に行くなら月・水・木を選ぶこと。加えて、イベント期間やホタルナイトの時期は営業時間が変わることがあるため、出発前にInstagramのストーリーやお知らせを1回確認しておくと空振りを防げます。
営業は10:30〜17:30、ランチセットは16:30まで
営業時間は10:30〜17:30です。オリジナルのランチセットは公式サイトで「10:30〜16:30まで」と案内されているので、食事メインで行く場合は16:30までに注文できる時間に着くようにしましょう。スイーツやドリンクだけなら閉店近くまで楽しめますが、夕方は山あいらしく日が陰るのが早く、テラス席は肌寒くなることもあります。
ドッグランの利用時間は公式サイトで「10時半から17時まで」とされていて、カフェの閉店より早く終わる点に注意が必要です。犬連れで「カフェでゆっくりしてから最後にドッグランで走らせよう」と考えていると、閉店間際に到着した場合はドッグランが使えないことがあります。犬連れの日は、到着後すぐにドッグラン、そのあとカフェで休憩、という順番にしておくと時間切れを防げます。
なお、夏祭りやクリスマスなどのイベント期間は通常と違う営業時間になることがあります。例えば公式サイトに掲載されている「わんわん夏祭り2025」の期間は、1部10:30〜15:30、2部16:00〜20:00という2部制でした。いつもの時間で考えずに、行く時期のイベント情報を確認するのが安全です。
車での行き方:国道173号線を北へ、豊中・茨木からは45分目安
能勢のとりこへは車で行くのが基本です。お店の公式noteでは、国道173号線を北に向かい、山辺保育所前の信号を左に入った先にあると案内されています。所要時間の目安は、箕面市・亀岡市・丹波篠山市から車で30分、猪名川町・豊能町から車で20分、豊中市・西宮市・茨木市から45分、新大阪から1時間とされています。
北摂の市街地から向かう場合、箕面方面から山を越えていくルートと、池田・川西方面から国道173号線を北上するルートが考えられます。どちらも後半は山道になるので、運転に慣れていない人や車酔いしやすい子どもがいる家族は、休憩を挟む前提で時間に余裕を持って出発しましょう。
駐車場はお店に用意されていますが、公式サイトでは「混み合う場合もございます。譲り合い、乗り合わせにて宜しくお願いします」と呼びかけています。駐車は必ず枠線の内側に停めること、近隣住民の敷地でUターンしないことも明記されています。田園地帯の細い道沿いなので、到着して満車だった場合に周辺の私有地で方向転換するのは避けてください。
電車・バスなら能勢電鉄の山下駅から
車がない場合は、能勢電鉄の山下駅からバスを使う方法があります。食べログなどのグルメ情報では「能勢電鉄 山下駅からバスで20分」と案内されています。山下駅からは阪急バスが能勢町方面へ運行していて、能勢電鉄の公式サイトでも山下駅から阪急バスで能勢町をめぐるモデルコースが紹介されています。
ただし、バスの本数は市街地のようには多くありません。行きのバスよりも問題になりやすいのが帰りの便で、スイーツを食べ終わってから時刻表を調べたら次のバスまで時間が空いていた、ということが起こりえます。バスで行く場合は、帰りの便の時刻を先に決めてからお店での滞在時間を逆算するのがおすすめです。
公式サイトでは車での来店を前提にした駐車ルールが中心に書かれていて、バスの降車停留所までは案内されていません。バス利用の場合は、阪急バスの公式サイトで山下駅発の時刻表と停留所を確認し、停留所から歩く距離も含めて計画を立ててください。夏場の歩きは日差しが強く、冬は日暮れが早いので、小さな子ども連れなら車で行ける日を選ぶ方が安心です。

北摂でカフェを探すとき、ドリンクの味より先に気になるのが「車をどこに停めるか」ではないでしょうか。豊中・吹田・箕面あたりは坂も多く、ベビーカーや大きな荷物がある…
何を食べる?ピザ・どら焼き・季節パフェの選び方

食事ならカラスミトッピング無料のオリジナルピザ
食事をしっかりとりたいなら、まず候補になるのが公式サイトで「人気」と紹介されているオリジナルピザです。ラインナップは「ローストビーフピザ」と「合鴨とトリプルチーズのピザ」の2種。生地は「もちふわ生地」にこだわっていて、カラスミのトッピングが無料になっています。
カラスミ工房を併設しているお店ならではのサービスで、ローストビーフや合鴨の肉のうまみに、からすみの塩気と濃いコクが重なる組み合わせが楽しめます。からすみを買う前に「どんな味か一度食べてみたい」という人にとっては、ピザで味見ができるのもうれしいところです。
シーンとしては、昼どきに到着する家族連れや、ドライブでお腹を空かせたカップルのシェア用に向いています。ピザ1枚を2人でシェアして、スイーツを1つずつ頼むという頼み方をすると、食事と甘いものの両方を楽しめます。注意点は、ランチセットの時間が16:30までと決まっていることと、メニューの価格は公式サイトに掲載がないこと。食べログに掲載されている予算は1,000円~1,999円程度なので、1人あたりこのくらいを目安に、現地のメニュー表で確認しましょう。
ちょい食べには具材を選べるオリジナルカフェどら焼き
「ランチは済ませてきたけれど、少しだけ甘いものを食べたい」という日にちょうどいいのが、オリジナルカフェどら焼きです。公式サイトでは「ちょい食べにぴったり」と紹介されていて、具材をマスカルポーネ、チョコ、マロン&こしあんから選べるのが楽しいポイントです。
和菓子のどら焼きにマスカルポーネやチョコを合わせる発想は、洋菓子と和菓子の間のような食べ心地。こしあんの素朴な甘さを楽しむか、マスカルポーネでまろやかさを足すか、同行者と違う具材を選んで半分ずつ交換するのもおすすめです。
パフェやケーキに比べると手に持って食べやすいので、テラス席で犬を足元に待たせながら食べる場面や、小さな子どもと分けて食べる場面にも向いています。注意点として、どら焼きの具材は季節やその日の状況で変わる可能性があります。お目当ての具材がある場合は、注文時に在庫を確認してから決めるとスムーズです。
ケーキは西河農園のメロンを使ったレアチーズケーキが季節の顔
ケーキの定番として公式サイトに並んでいるのは、白ショートケーキ、焼きたて白桃とリンゴのタルトなど。なかでも季節の顔になっているのが、能勢でメロンの産地として知られる西河農園のメロンを使ったメロンのレアチーズケーキです。季節によってはモモのレアチーズケーキ、12月からはイチゴレアチーズケーキと、果物が入れ替わっていきます。
白ショートケーキは、季節のフルーツ3種を使い、甘さと重さを抑えたしっとりふわふわの食感だと紹介されています。食べ進めるごとにフルーツで味が変わっていく王道タイプなので、生クリームたっぷりのケーキが重く感じる人にも選びやすい1品です。3月〜5月はいちごショートケーキとして提供されます。
地元の農園の果物を使ったケーキは、能勢まで来た記念にもなりますし、「能勢でしか食べられない味」を求める人に合っています。注意点は、季節限定のケーキは販売期間が決まっていて、時期を外すと食べられないこと。お目当てがあるなら、公式サイトやInstagramで提供中かどうかを見てから出かけましょう。
パフェとアイスは「その月の果物」で選ぶ
能勢のとりこのパフェは、季節ごとに主役の果物が変わります。公式サイトに掲載されているのは、夢のいちご屋さんのいちごを使った「いちごの森パフェ」、「メロンの森パフェ」、西河農園のメロン果肉が入った「TRICOパフェ」(8月末まで)、そして9月の「シャインマスカットパフェ」。いちごの森パフェは「ホイップ少なめ」で、中の構成にこだわっていると紹介されています。
アイスは「能勢でもアイス」として、マンゴー×マスカルポーネ、キャラメル×クッキーアイス、お芋×モンブラン×ミルクアイス、チョコ×ミックスチョコ×隠し味、いちごミックス×クランチといった組み合わせが並んでいます。パフェほどボリュームはいらないけれど冷たいものが欲しい、という夏のドライブ途中にちょうどいい選択肢です。
パフェは見た目の華やかさもあって、白い店内やフォトブースと一緒に写真を撮りたい人に人気。女子会や記念日のおでかけにも合います。注意点は、季節限定のパフェは果物の入荷状況に左右されること。夏のメロン系は8月末まで、9月はシャインマスカットと入れ替わる時期なので、端境期に行く場合は「どちらがあるか」を事前に確認しておくと安心です。
食べログの店舗情報では、カード・電子マネー・QRコード決済はいずれも「不可」と掲載されています。公式サイトには支払い方法の記載がないため変わっている可能性もありますが、山あいのお店でATMを探すのは大変です。現金を多めに用意してから出発すると、からすみのお土産まで気兼ねなく買えます。
犬連れで行くならここを押さえる、ドッグラン2種の使い方
カフェを1家族1,000円以上利用すればドッグランが無料
能勢のとりこには、2024年10月に営業を開始した2種のドッグランが併設されています。公式サイトによると、カフェを1家族1,000円以上利用するとドッグランが無料になります。ドリンクとスイーツを頼めば届く金額なので、犬連れの家族にとっては「カフェ代だけで愛犬を思いきり走らせられる」使い勝手のいい仕組みです。
公式ブログでは、ドッグランの土壌にこだわっていると紹介されています。石のない畑を深さ80センチまで整えた土で、犬の足腰に負担が少ないように設計されているそうです。舗装や砂利のランだと肉球や関節が気になる、というシニア犬の飼い主さんにも検討しやすいポイントです。
なお、お店のnoteに2024年2月に掲載された案内では、カフェを利用しない場合のドッグラン料金として1時間で1頭目700円、2頭目以降400円程度と書かれていました。現在の公式サイトはカフェ利用で無料になる案内が中心なので、ドッグランだけ使いたい場合は料金が変わっている可能性があります。事前にInstagramなどで確認してから向かいましょう。
マナーパンツ・マナーベルトと証明書を忘れると入れない
ドッグランと室内のカフェスペースでは、マナーパンツ&マナーベルトの着用が必須です。さらにドッグランは小型犬・中型犬のみの入場で、狂犬病とワクチンの各種証明書が必要とされています。ここを知らずに行くと、せっかく能勢まで来たのにランに入れないという事態になります。
よくあるのが、普段ドッグランを使わない家庭が「カフェのついでに少し走らせよう」と思い立ち、証明書を持たずに来てしまうケースです。原因は、ワクチン証明の提示を求めるランが多いことを知らないまま出かけてしまうこと。対策として、狂犬病とワクチンの証明書はスマホで撮影しておくか、紙のコピーを車に常備しておくと安心です。提示の形式(原本・写真など)はお店に確認しておくとより確実です。
大型犬の場合は、ドッグランの対象外である点にも注意が必要です。店内カフェの利用とドッグランの入場では条件が異なり、公式サイトではランの入場は小型犬・中型犬と明記されています。大型犬連れの人は、テラス席や店内での過ごし方をメインに考えておきましょう。
原因は、カフェ利用で無料という情報だけを見て、入場条件を確認していなかったこと。能勢のとりこのドッグランは、マナーパンツ&マナーベルト着用、小型犬・中型犬のみ、狂犬病とワクチンの証明書が必要です。対策は、出発前に「マナーパンツ・マナーベルト・証明書」の3点をチェックリストにして車に積んでおくことです。
店内のお約束は「人用の食器へのペロ禁止」と思いやり
能勢のとりこは、室内・テラス外席・ドッグランのすべてで犬連れOKのお店です。公式サイトには「わんちゃん好き夫婦の店なので大歓迎」と書かれていて、ご利用者様と犬の席料は無料。そのうえで、店内を気持ちよく使うための「お約束」が3つ示されています。
1つめは室内でのマナーパンツ・マナーベルトの着用。2つめは人用の食器へのペロ禁止で、犬用の食器はOK、人用と犬用の食器は分けられています。3つめは、犬連れのお客さんとそうでないお客さんがお互いに思いやりを持つこと。お店は自らを「皆様の優しさで成り立っているカフェ」と表現しています。
犬が人の食器をなめてしまうのは、テーブルが低いソファ席や、膝の上に抱っこしているときに起こりやすい場面です。対策としては、足元で待てる子なら床に、抱っこが必要な子なら飼い主が食べ終わった食器をすぐテーブルの奥に寄せる、といった工夫が現実的です。犬以外のペットを連れて行きたい場合は、公式サイトで「お問い合わせ下さい」とされているので、事前に相談しましょう。
フォトブースは小型犬用、乗せる前にサイズを確認
店内に並ぶフォトブースは、能勢のとりこの楽しみの1つです。犬連れ向けの紹介記事では、フォトブースのほかに犬用の衣装や小物もそろっていると紹介されています。季節ごとに飾りつけが変わり、Instagramには愛犬を乗せて撮った写真が数多く投稿されています。
ただし公式サイトの「フォトブース規約」では、フォトブースとドッグランは小型犬用とされています。落ちる子は危ないので使用禁止、中型犬や大型犬を乗せられるブースもあるものの、あくまで小型犬用なので乗せにくく壊れやすい、と注意書きがあります。無理に乗せると犬がケガをするおそれもあるので、体の大きな子は床置きの小物と一緒に撮るなど工夫しましょう。
もう1つ知っておきたいのが、写真の扱いです。規約では、店内で撮影されたもの(人物画像を除く)は、お店のSNSでリポストされることに同意したものとみなされます。愛犬の写真をお店に紹介してもらえるのはうれしい一方で、公開を避けたい事情がある場合は、撮影や投稿の前にスタッフに伝えておくと安心です。
| 犬連れで行くメリット | 事前に知っておきたいこと |
|---|---|
| 室内・テラス・ドッグランすべて犬連れOK カフェ1家族1,000円以上でドッグラン無料 足腰に配慮した土のドッグランが2種 小型犬向けのフォトブースと衣装小物 | マナーパンツ&マナーベルト着用が必須 ドッグランは小型犬・中型犬のみ 狂犬病・ワクチンの証明書が必要 ドッグランは17時までで閉店より早い |

愛犬を連れてお茶できる店を高槻で探すと、検索結果に出てくる店名は毎回似たような顔ぶれになります。でも実際に行こうとすると「店内まで一緒に入れるのか」「大型犬でも…
季節で変わるイベントの楽しみ方、ホタル・プール・クリスマス
6月のホタルナイトは座ったまま川辺のホタル鑑賞
能勢のとりこの季節イベントで、公式サイトが「人気イベント」と紹介しているのがホタルナイトです。お店のすぐそばを流れる清流では初夏にホタルが舞い、テラス外席に座ったまま鑑賞できます。開催日は5/31〜6/30で、雨天中止。鑑賞料金はお一人様800円(1ドリンク付き)で、犬も一緒に参加でき、わんちゃんは1匹300円、2匹600円、3匹〜800円です。
コースは2種類で、①お食事+ホタル鑑賞は18時からお食事、20時からホタル鑑賞開始。鑑賞のために照明を消すため、19時50分までに食べ終える必要があります。②ホタル鑑賞のみは19時45分以降に受付が始まり、20時に鑑賞スタートです。お食事は別料金で、ホタルが出始める時間によってスタートが前後することもあります。
予約は5/9からInstagramのメールで受け付け、使えない場合はメール、それも難しい人のみ5/25から電話での問い合わせという順番になっています。人数や代表者の連絡先、希望日、コースを伝える形式です。夜の川辺は危険が伴うため注意事項が多く、車は必ず乗り合わせで来るように求められています。子ども連れの場合は、足元を照らせるよう準備し、スタッフの説明を守って参加しましょう。
夏はテラスのプールとわんわん夏祭り
夏の犬連れイベントとして公式サイトに掲載されているのが、テラスに3つのプールを置く「Sweet summer pool」と、犬サイズのやぐらや屋台、風鈴ブースなどが並ぶ「わんわん夏祭り」です。プールの開催期間は7月5日から9月20日まで。暑い時期でも犬が水遊びで涼めるので、夏の能勢ドライブの目的地にしやすいイベントです。
わんわん夏祭り2025の利用料金は、わんちゃん1匹500円、2匹800円、3匹〜1,000円でした。夏祭りはカフェ利用客のみが利用でき、第2回目の目玉として手づくりの犬サイズのお神輿も登場していました。開催期間中は1部10:30〜15:30(通常営業・プール)、2部16:00〜20:00(夏祭り&ナイトラン営業、L.O19:30)という2部制です。
注意したいのは暑さです。公式サイトでも「夏祭りは日陰になる16時から推奨」とされていて、昼間は犬の熱中症に気をつける必要があります。夏の暑い日中に地面の近くを歩く犬は、人よりも熱の影響を受けやすいもの。昼に到着するならプールとカフェを中心に過ごし、夏祭りのフォトスポットは夕方に回すと犬の負担を減らせます。年ごとの開催内容や料金は変わる可能性があるので、行く年のお知らせを確認してください。
冬はクリスマス列車に犬と一緒に乗れる「TORICOのクリスマス」
冬のイベントは「TORICOのクリスマス」。公式サイトによると、開催は11月16日から12月25日までで、期間中の土日は18時半まで営業時間が延びます。店内には犬用のクリスマスフォトブースが多数登場し、ライトアップした列車に犬と一緒に乗れる「クリスマス列車」が目玉です。
入場料金は1家族500円で、イベント期間中は何度来ても入場料は500円のみという仕組み。家族単位の料金なので、多頭飼いの家庭や、祖父母も一緒に3世代で来る家族ほどお得感があります。犬用のクリスマスケーキも予約制で販売されるので、愛犬のクリスマスをお祝いしたい人は早めに予約しておきましょう。
冬の能勢は市街地より冷え込みが強く、夕方以降のライトアップを見る場合は防寒対策が必須です。延長営業は土日のみなので、平日に行く場合は通常の閉店時間で考えてください。また、山道は冬場に路面が凍ることもあるため、車で向かう場合は天気予報と路面状況を確認してから出発するのが安全です。
お祝いや団体で使うなら、バースデーケーキと貸し切りプラン
犬用バースデーケーキは3サイズ、名前入りプレートは店内のみ
愛犬の誕生日をお祝いしたい人に用意されているのが、犬用のバースデーケーキです。公式サイトの料金は、8センチ2,200円、10センチ2,800円、15センチ5,000円。店内でのお祝いも、お持ち帰りもできます。名前入りの大皿プレートは1,000円の追加で、こちらは店内利用者のみの対応です。
サイズの選び方は、犬の体格と一緒にお祝いする頭数で考えるのが現実的です。小型犬1頭なら8センチ、多頭飼いや友だちの犬と一緒にお祝いするなら10センチや15センチ、というように選ぶと食べきりやすくなります。見た目は季節によって変わり、デザインは基本的にお任せです。
注意点は、ケーキの配送は不可であること。遠方の家族にプレゼントしたい場合でも、お店まで受け取りに行く必要があります。また、デザインを細かく指定することはできないので、「こういう色にしたい」といった希望がある場合は、注文時にどこまで対応できるかInstagramなどから問い合わせておきましょう。誕生日当日が火曜や金曜の定休日にあたる場合は、前後の営業日でお祝いする計画を立てておくと慌てません。
貸し切りは25名から、3つのコースで予算を選ぶ
犬のオフ会や新年会など、大人数で集まりたい場合は店内の貸し切りプランがあります。どのコースも25名様からの受付で、時間は3時間〜(相談可)。他のお客さんを入れずに店内すべてを貸し切る形で、犬連れの会なら柵を設置してノーリードで過ごすこともできます。
| コース | 内容 | 料金(税込) | ミニドッグラン |
|---|---|---|---|
| ① | ランチ+スイーツプレート+ドリンク | お一人様3,980円 | 無料 |
| ② | スイーツプレート+ドリンク | お一人様2,500円 | 1匹につき500円追加 |
| ③ | お食事なしの場所貸し(平日のみ) | 3時間28,000円+1ドリンク | 1匹につき500円追加 |
食事まで任せたいなら①、午後のお茶会なら②、持ち込みの企画や撮影会をしたいなら平日限定の③、という選び方になります。犬を多く連れてくる会では、ミニドッグランが無料になる①を選ぶと追加料金を気にせずに済みます。会計はまとめて支払う決まりで、店内もドッグランもマナーパンツ&マナーベルトの着用が必須です。25名に満たない少人数の集まりは貸し切りの対象外なので、通常営業の中で団体予約として相談しましょう。
手土産には工房直売のからすみと福ちりめん
お祝いの帰りや、能勢に来た記念の手土産にぴったりなのが、工房直売のからすみです。秋鹿酒造の蔵元と一緒に厳選したお酒で漬け込んだ「秋鹿カラスミ」は、フルーティな味わいのものや大辛口のうまみのものなど、食べ比べができると紹介されています。昔ながらの製法でつくる国産の「本からすみ」と合わせて、お酒好きな人への贈り物に向いています。
からすみはお酒のつまみのイメージが強いものの、薄く切ってパスタや大根に合わせたり、ご飯にのせたりと、家庭の食卓でも使いやすい食材です。お酒を飲まない家族向けには、オリジナルの海鮮ふりかけ「福ちりめん」も選択肢になります。公式サイトでは「彩り豊かでかわいいふりかけ」と紹介されていて、子どもがいる家庭への手土産にも合います。
注意点は、からすみ類は要冷蔵のことが多く、夏場は持ち帰り時間に気をつける必要があること。帰りに温泉や道の駅に寄る予定なら、保冷バッグと保冷剤を車に積んでおくと安心です。商品の価格や在庫、保存方法は公式サイトに詳しい一覧がないため、購入時に店頭で確認しましょう。
公式サイトで予約が必要とされているのは、団体での来店、わんちゃん席、犬用クリスマスケーキ、ホタルナイト、貸し切りなどです。バースデーケーキもInstagramからの問い合わせが案内されています。お祝いやイベントに合わせて行くなら、日付が決まった時点で連絡しておきましょう。
能勢のとりこと一緒に回りたい周辺スポットと1日の組み立て方
午前は道の駅 能勢(くりの郷)で能勢栗と野菜を見る
能勢のとりこと組み合わせやすいのが、能勢町観光物産センターを兼ねる道の駅 能勢(くりの郷)です。営業時間は9:00~17:00で、定休日は火曜日(7月~10月は無休、祝日の場合は翌平日休)と年末年始。能勢のとりこより早い時間から開いているので、午前に道の駅、昼前にとりこ、という順番で回ると1日の流れがスムーズです。
道の駅には、能勢栗や能勢米(キヌヒカリ)、黒枝豆、季節の野菜が並ぶ直売コーナーのほか、レストランひだまりや、おむすびハウスのせむすびがあります。季節メニューとして秋には栗ごはん定食が登場し、能勢栗ソフトクリームは通年で楽しめます。駐車場は大型6台、普通車32台(身障者用2台を含む)です。
朝に野菜を買って、そのまま長時間車に置いておくと傷みやすいので、生鮮品は帰りに買う方がいいという考え方もあります。その場合は、道の駅の閉店時間を意識してとりこを出る時間を決めましょう。レストランひだまりの営業は9:00-17:00(ラストオーダー16:30)で、9:00-11:00はモーニングのみです。能勢の栗の旬である秋は、道の駅も混み合いやすい時期です。
| 住所 | 〒563-0364 大阪府豊能郡能勢町平野535 |
| 電話番号 | 072-731-2626 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | 火曜日(7月~10月は無休、祝日の場合は翌平日休)、年末年始 |
| 駐車場 | あり(大型6台・普通車32台うち身障者用2台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
帰りは能勢温泉の日帰り入浴で締めくくる
カフェでゆっくりしたあとに温まって帰りたいなら、能勢温泉の日帰り入浴があります。料金は大人が平日1,000円、土日祝1,100円、小学生が平日700円、土日祝800円、幼児は500円。営業時間は平日11:00~21:00、土日祝10:00~21:00で、どちらも受付終了は20:00です。
能勢のとりこが17:30に閉店したあとも、温泉は夜まで開いているので、夕方まで里山カフェで過ごしてから湯に浸かり、渋滞のピークを外して帰るという使い方ができます。公式サイトでは泉質をラドンを含む単純弱放射能泉と紹介しています。支払いは現金のみなので、カフェと合わせて現金を用意しておきましょう。
注意点は、定休日が「火曜日もしくは館の臨時指定日」とされていることです。とりこの定休日と重なる火曜はもちろん、臨時の休館日もあるため、公式サイトの営業日カレンダーを出発前に確認してください。大型連休や年末年始は営業時間が短くなるので、連休中に訪れる場合は日帰り入浴の時間を早めに見積もっておく必要があります。犬連れの場合は温泉に入る間の過ごし方も考えておきましょう。
| 住所 | 〒563-0372 大阪府豊能郡能勢町山辺409-81 |
| 電話番号 | 072-734-0041 |
| 営業時間 | 日帰り入浴 平日11:00~21:00(受付終了20:00)/土日祝10:00~21:00(受付終了20:00) |
| 定休日 | 火曜日もしくは館の臨時指定日 |
| アクセス | 阪急池田駅・能勢電鉄山下駅から送迎バス |
| 公式サイト | 公式サイト |
北摂ごちそう手帖調べ:3スポットの営業時間と料金を比較
能勢のとりこと周辺2スポットの営業時間・定休日・料金を、公式情報をもとに一覧にしました。回る順番を考えるときの参考にしてください。
| 比較項目 | 能勢のとりこ | 道の駅 能勢(くりの郷) | 能勢温泉(日帰り入浴) |
|---|---|---|---|
| 営業時間 | 10:30〜17:30 | 9:00~17:00 | 平日11:00~21:00 土日祝10:00~21:00 |
| 定休日 | 火曜日、金曜日 | 火曜日(7月~10月は無休) | 火曜日もしくは臨時指定日 |
| 料金の目安 | カフェ1家族1,000円以上でドッグラン無料 | 直売所・レストランで各自購入 | 大人 平日1,000円/土日祝1,100円 |
| 犬連れ | 室内・テラス・ドッグランOK | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
| 支払い | 現金の用意が安心 | 店頭で確認 | 現金のみ |
表から見えてくるのは、3か所すべてが火曜休みを含むということ。能勢方面のおでかけは火曜を避け、さらにとりこの金曜休みを外すと、実質的に月・水・木・土・日・祝が候補日になります。朝が早い順に道の駅、とりこ、温泉と並べると、閉店時間に追われずに1日を組み立てられます。
実は犬を連れていない人にこそ平日の午前がおすすめ
能勢のとりこは「犬連れカフェ」として紹介されることが多いため、犬を飼っていない人は「行ってもいいのかな」と遠慮しがちです。でも実は、公式サイトが目指しているのは「人にも動物にも優しく出来る人の集まるカフェ」。犬がいなくても、山と川に囲まれたテラスで季節のパフェを食べる時間は十分に楽しめます。
犬が苦手、またはアレルギーがあって気になるという人には、土日やイベント期間を避けた平日(月・水・木)の開店直後がおすすめです。休日やイベント期間は犬連れのお客さんが増えやすく、フォトブースも順番待ちになりがちですが、平日の午前なら静かな店内でゆっくり過ごしやすくなります。
シーン別に整理すると、カップルや女子会なら平日の午前にパフェとテラス席、子連れファミリーなら道の駅とセットにした休日のドライブ、犬連れなら到着後すぐドッグランで走らせてからカフェ、お酒好きの大人ならピザでからすみを味見して工房直売品を買って帰る、という使い分けがしやすい店です。どのパターンでも、定休日の火曜・金曜だけは外してください。

週末に北摂で出かけようと思って検索したのに、出てくるのが同じ大型公園ばかりで手が止まる。北摂といっても豊中・吹田・茨木・高槻・箕面・池田・摂津の7市があって、そ…
まとめ
まずは行きたい日が火曜・金曜ではないかを確かめ、公式Instagramで季節のパフェとイベントの開催状況を1回チェックしてから出発してみてください。能勢のとりこの詳しい情報は能勢のとりこ公式サイトや能勢町観光協会の紹介ページ、周辺スポットは道の駅 能勢(くりの郷)公式サイトと能勢温泉の日帰り入浴ページで確認できます。
※メニュー・料金・イベント内容は季節や年によって変わるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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