本町で喫茶店を探すと、チェーンのカフェから昭和の純喫茶、100年を超える老舗まで候補が一気に出てきて、どこに入ればいいのか迷いますよね。しかも本町は、御堂筋線・四つ橋線・中央線の本町駅と、堺筋線・中央線の堺筋本町駅が東西に並んでいて、「本町の喫茶店」といっても歩く方向で行ける店がまるで変わります。
先に結論をお伝えすると、本町の喫茶店選びは「どの駅から歩くか」と「何を目当てにするか」を先に決めると外れません。本町駅なら船場センタービルの地下にある純喫茶、堺筋本町駅なら創業100年を超えるアイスもなかの店と百年珈琲の店、朝ごはん目当てならスープとトーストのモーニング、と目的ごとに向かう先がはっきり分かれます。
この記事では、本町・堺筋本町エリアで今も営業している喫茶店7軒を、営業時間・席数・喫煙の可否・支払い方法といった「入ってから困らない情報」と一緒に紹介します。平岡珈琲店のように2026年に移転した店や、営業時間が店によって大きく違う点など、行く前に知っておきたい注意点も正直にまとめました。
・本町駅側と堺筋本町駅側で、どんな喫茶店が集まっているか
・船場センタービル地下の純喫茶2軒と、100年超の老舗2軒の頼み方
・350円から食べられるモーニングの店と、朝7時から開く純喫茶
・喫煙・席数・現金のみなど、入ってから困らないための確認ポイント
本町の喫茶店は3つのエリアで考えると迷わない

本町駅の真上、船場センタービル地下に純喫茶が2軒ある
本町駅で降りるなら、まず向かいたいのが船場センタービルの地下です。ここには昭和の空気がそのまま残る純喫茶が2軒入っていて、喫茶オーシャンは本町駅から徒歩2分、純喫茶ヒロは本町駅から徒歩1分と、地上に出ずに歩ける近さです。本町駅はOsaka Metroの公式駅案内にあるとおり、御堂筋線(M18)・四つ橋線(Y13)・中央線(C16)の乗り換え駅なので、梅田やなんば、北摂方面からも乗り換えなしか1回で来られます。雨の日でも傘をささずにたどり着けるので、外回りの合間にサッと一杯飲みたいビジネスパーソンや、船場センタービルで買い物ついでに休憩したい人にぴったりです。注意したいのは、船場センタービルは細長い建物で、1号館から10号館まで東西に連なっていること。オーシャンは3号館、ヒロは10号館と離れているので、「近いから歩けばすぐ」と思うと地下通路で迷います。目的の号館番号を先に確認してから歩き出すと、時間のロスがありません。
堺筋本町駅側は、100年を超える老舗が2軒並ぶ
堺筋本町駅側で狙いたいのは、大正時代から続く老舗の喫茶店です。ゼー六 本町店は食べログのオープン日表記で1913年、平岡珈琲店は大正10年(1921年)創業と、どちらも100年を超える歴史を持っています。ゼー六 本町店は堺筋本町駅(1番または13番出口)から288mで、夏になると名物のアイスもなかを求めてお客さんが集まる店。平岡珈琲店は建物の老朽化で2025年12月にいったん閉店したあと、2026年7月4日に堺筋本町駅付近の備後町へ移転オープンしました。老舗の味を確かめたい人、大阪の喫茶文化に触れたい観光客、年配の家族を連れて行きたい人に向いたエリアです。ただし老舗2軒はどちらも席数が多くなく、営業日にも癖があります。平岡珈琲店は金曜と土曜が定休日なので、週末の散策ついでに寄ろうとすると空振りしやすい点に気をつけてください。
北浜・大手通寄りには、自家焙煎とスープの店がある
少し北へ足を延ばすと、コーヒーそのものを味わいたい人向けの店と、朝ごはん向きの店が見つかります。珈琲専門店リヴォリは北浜駅5番口から徒歩3分の平野町にあり、1982年創業の自家焙煎の店です。ホットコーヒーはサイフォン、アイスコーヒーはクロスドリップ法で抽出するという、抽出方法へのこだわりが特徴。ごろごろスープとトーストのお店 SCOOPは大阪メトロ中央線 堺筋本町駅から徒歩7分の大手通にあり、30年を超えて続いた純喫茶を引き継いで2021年10月に開いた店です。オフィス街の真ん中で本格的なコーヒーを飲みたい人や、出社前にスープで温まりたい人に合います。注意点は、どちらも本町駅からはやや距離があること。本町駅を起点にすると10分以上歩くことになるので、北浜駅や堺筋本町駅を起点に考えると動きやすくなります。
7軒を一覧で比べると、選ぶ基準が見えてくる
エリアごとの特徴がつかめたところで、7軒を一覧で比べてみましょう。下の表は、北摂ごちそう手帖調べで各店の公式情報とグルメサイトの掲載情報を突き合わせ、最寄駅・名物・確認できた価格を並べたものです。価格欄に「—」とある店は、2ソースで確認できる価格が見つからなかった店なので、現地のメニューで確かめてください。表を見ると、「朝から入れる店」「名物スイーツが目当ての店」「コーヒーの抽出にこだわる店」の3タイプに分かれるのがわかります。ランチを兼ねたいならオーシャン、甘いもの目当てならヒロかゼー六、とあたりをつけてから、各店の詳細を読み進めると迷いません。
| 店名 | 最寄駅 | 名物・特徴 | 確認できた価格 |
|---|---|---|---|
| 喫茶オーシャン | 本町駅から徒歩2分 | オムライス・約60席 | オムライス750円(ドリンクセット) |
| 純喫茶ヒロ | 本町駅から徒歩1分 | 自家製プリン・サイフォン | プリンセット850円~1,000円 |
| ゼー六 本町店 | 堺筋本町駅から288m | アイスもなか・12席 | — |
| 平岡珈琲店 | 堺筋本町駅付近 | 百年珈琲・百年ドーナツ | — |
| SCOOP | 堺筋本町駅 徒歩7分 | スープとトースト | モーニング350円 |
| リヴォリ | 北浜駅5番口から徒歩3分 | 自家焙煎・20席 | 週替わりメニュー880円 |
| コメダ珈琲店 大阪本町店 | 本町駅5番出口から徒歩約3分 | 85席・分煙 | — |
船場センタービルの地下で、昭和の純喫茶に入るには?
喫茶オーシャンは朝7時から開く、船室のような純喫茶
本町駅から朝いちばんに入れる純喫茶を探しているなら、喫茶オーシャンが第一候補です。船場センタービルの公式店舗ページによると営業時間は7:00~20:45で、休業日は年中無休(ビルの休館日を除く)。場所は3号館の北通り地下2階です。店内は船室をイメージしたインテリアで、天井にはシャンデリア、並ぶのは茶色の椅子と、扉を開けた瞬間に昭和の喫茶店へ引き戻されるような空間が広がります。席数は約60席と純喫茶としては広めなので、ひとりでふらっと入っても、同僚と2〜3人で打ち合わせをしても窮屈さを感じにくいはずです。出勤前にコーヒーを1杯飲んで頭を切り替えたい人、夜の閉店間際まで使える喫茶店を探している人に向いています。気をつけたいのは、全席喫煙可という点。たばこのにおいが苦手な人や、小さな子ども連れには向かないので、そこは割り切って選んでください。
| 住所 | 〒541-0055 大阪府大阪市中央区船場中央1-4-3 船場センタービル3号館 北通り地下2階 B206号 |
| 電話番号 | 06-6271-6312 |
| 営業時間 | 7:00~20:45 |
| 定休日 | 年中無休(ビル休館日を除く) |
| アクセス | 本町駅から徒歩2分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
オーシャンで頼みたいのは、ドリンクセットのオムライス
オーシャンで食事をするなら、得意料理として知られるオムライスを選ぶのが正解です。retty掲載の価格ではオムライスが750円(ドリンクセット)、カレーライスも750円(ドリンクセット)で、飲み物まで付いてこの値段なのは本町のオフィス街ではありがたい水準。ふんわり包まれた卵とケチャップの酸味、そこに食後のコーヒーまでセットで楽しめるので、ランチを喫茶店で済ませたい日にちょうどいい組み合わせです。昼休みが短い会社員なら、本町駅から徒歩2分という近さも効いてきます。甘いものが欲しいならクリームソーダも名物のひとつで、緑色のソーダにアイスが浮かぶ姿は写真を撮りたくなる昭和の定番。注意点として、昼どきは近隣のオフィスワーカーで席が埋まりやすいので、12時台を避けて少し時間をずらすと落ち着いて食べられます。価格は掲載時点のものなので、メニュー表で最新の値段を確かめてから注文すると安心です。
純喫茶ヒロは、自立する堅めプリンとサイフォンコーヒーの店
プリン好きなら、船場センタービル10号館の純喫茶ヒロを目指してください。船場センタービルの公式店舗ページでは「TV雑誌で取り上げられた自家製プリン」と紹介されていて、サイフォンで淹れたコーヒーのほか、元祖大阪名物ふわトロ玉子サンド、黄金焼プリン、自家製フルーツゼリーが並びます。ここのプリンは、お皿の上でしっかり自立する堅めの食感に、たっぷり注がれたほろ苦いカラメルが特徴。スプーンを入れると押し返してくるような弾力があって、最近主流のとろけるプリンとは真逆の、昔ながらの喫茶店プリンを味わえます。retty掲載ではプリンセットが850円~1,000円。サイフォンで淹れたコーヒーの香りと一緒に楽しめば、午後の休憩が少し特別な時間になります。場所は10号館の南通り地下1階で、本町駅から徒歩1分。甘いもの好きの友人と行く女子会や、ひとりでご褒美時間を過ごしたいときにぴったりの店です。
| 住所 | 〒541-0055 大阪府大阪市中央区船場中央4-1-10 船場センタービル10号館 南通り地下1階B133号 |
| 電話番号 | 06-6252-8920 |
| 営業時間 | 11:00~17:30 |
| 定休日 | 日・祝日(ビル休館日あり) |
| アクセス | 本町駅から徒歩1分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
ヒロに行く前に確認したい、開店時刻と休業日
純喫茶ヒロで一番つまずきやすいのは、営業時間です。船場センタービルの公式ページでは営業時間が11:00~17:30、休業日が日・祝日となっていて、朝から開いている喫茶店ではありません。グルメサイトの中には別の時間や定休日を載せているところもあるので、ビルの公式ページの情報を基準にしておくのが安全です。モーニング目当てで朝早くに行っても開いていないので、ヒロはランチ後や午後の休憩で使う店と考えるのが正解。17:30に閉まるので、仕事帰りに寄るのも難しいと思っておきましょう。また、ヒロも全席喫煙可(紙・加熱式たばこ可)の店です。たばこが苦手な人は、同じ本町駅側でも分煙のコメダ珈琲店 大阪本町店を選ぶほうが落ち着けます。プリンをテイクアウトしたい場合の対応は公式ページに記載がないので、店頭で直接聞いてみてください。
【原因】オーシャンは店としては年中無休ですが、船場センタービル自体に休館日があります。ヒロは日・祝日が休業日です。「年中無休」の文字だけを見て日曜や祝日に出かけると、ビルごと閉まっていて入れないことがあります。
【対策】出かける前に船場センタービル公式サイトの休館日案内を確認しましょう。日曜・祝日に本町で喫茶店に入りたいなら、ビルの外にある店を候補にしておくと安心です。
100年続く老舗の喫茶店では、何を頼めばいい?

ゼー六 本町店は、アイスもなかを目当てに行く店
ゼー六 本町店に行くなら、頼むものは名物のアイスもなかで決まりです。ブランドのゼー六公式サイトによると、アイスもなかはバニラから始まり、今では抹茶・ココア・ストロベリー・あずきを加えた5種類の味があり、「創業114年目を迎え祖父母からお孫さんと3世代のお客様に愛され続けている」と紹介されています。パリッと香ばしいもなかの皮に、ホットペッパーの口コミで「細かいシャーベットの様な味」と表現されるさっぱりしたアイスが挟まっていて、濃厚なアイスクリームとは違う軽さがあります。夏の暑い日に、本町通沿いのビル街の中でひと息つくにはぴったりのおやつ。年配の家族と「昔ながらの味」を楽しみたいときや、大阪の老舗を巡りたい観光客にも向いています。なお、ゼー六公式サイトは河内山本店(旧淀屋橋・道修町店)のもので、堺筋本町の店については直接問い合わせるよう案内されています。
| 住所 | 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1-3-22 |
| 電話番号 | 06-6261-2606 |
| アクセス | 堺筋本町駅(1番または13番出口)から288m |
| 駐車場 | なし |
ゼー六は12席・現金のみ。入る前にこれだけは確認
ゼー六 本町店は、小さなお店ならではの注意点を知っておくと失敗しません。食べログの掲載では席数は12席(4人掛けテーブル3卓)で、全席禁煙、駐車場はなし。支払いは現金のみで、カード・電子マネー・QRコード決済は使えないと、食べログとホットペッパーの両方に記載があります。キャッシュレスに慣れている人ほど、財布に小銭を入れ忘れて困るパターンが多いので、行く前にATMで現金を用意しておきましょう。テーブル3卓の店なので、4人以上のグループで行くと席が分かれるか、待つことになります。2人くらいまでで行くのがちょうどいい規模です。営業時間と定休日は、公式に確認できる情報が見当たらなかったため、この記事では書いていません。グルメサイトの情報は変わることがあるので、遠方から向かう場合は事前に電話で確認しておくと安心です。夏場はアイスもなか目当てのお客さんが増えるので、昼過ぎのピーク時は少し待つつもりで出かけましょう。
平岡珈琲店の百年珈琲は、鍋で煮出して木綿でこす
平岡珈琲店で頼みたいのは、看板の「百年珈琲」と「百年ドーナツ」の組み合わせです。百年珈琲は、豆を鍋で煮出して木綿でこす「ボイリング法」でいれるコーヒーで、深い味わいが特徴。一緒に頼みたい百年ドーナツは、コーヒーによく合うやさしい味わいのハードドーナツで、どちらも創業時から受け継がれている味です。さらに移転後の新店では、北海道産小麦100%の焼きドーナツや、紅茶ブランドMUSICA TEAの茶葉を練り込んだ焼きシナモンティードーナツといった、創業100周年を記念して生まれたメニューも楽しめます。新店舗は大阪市中央区備後町で、営業時間は10:00〜18:00(LO17:30)。現在は4代目の女性店主が切り盛りしています。ドリップのコーヒーとはひと味違う、煮出しならではのコクを確かめたいコーヒー好きや、大阪の喫茶文化の歴史に触れたい人にはぜひ一度訪ねてほしい店です。
| 住所 | 〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町1-6-7 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(LO17:30) |
| 定休日 | 金・土曜 |
| 公式サイト | 公式サイト |
平岡珈琲店は2026年に移転。古い情報に注意
平岡珈琲店を検索するときは、住所と定休日が新店舗のものかどうかを必ず確認してください。1921年に本町駅近くの瓦町で開業した平岡珈琲店は、建物の老朽化に伴って2025年12月にいったん閉店し、2026年に入ってからは肥後橋駅エリアでの間借り営業を経て、2026年7月4日に備後町で移転オープンしました。ところが店の公式サイトには旧店舗の瓦町の住所や、旧店舗時代の定休日(月・火曜日)が残っています。新店舗の定休日は金・土曜なので、古い情報をもとに土曜に出かけると閉まっている、というすれ違いが起きやすいのです。最新の営業情報は、店の公式Instagramで確認するのが確実です。移転したばかりの時期は、臨時休業や営業時間の変更が出ることもあるので、行く前にチェックしておきましょう。
「ゼー六」の名前で検索すると、河内山本店(旧淀屋橋・道修町店)の公式サイトが上位に出てきます。この公式サイトは河内山本店のもので、堺筋本町の店については「直接お客様自身でお問い合わせください」と案内されています。通販や催事出店の情報は河内山本店のものなので、本町店の情報と混同しないようにしましょう。
朝ごはんを喫茶店で済ませたい日は、どこへ行く?
SCOOPは350円でトースト・ミニスープ・ドリンクがそろう
本町エリアで朝ごはんを安く済ませたいなら、ごろごろスープとトーストのお店 SCOOPのモーニングが頼りになります。retty掲載ではモーニングが350円で、トースト・ミニスープ・ドリンクの3点付き。こんがり焼けたさくさくのトーストに、具だくさんのスープが添えられて、この値段でお腹も体も温まります。店名のとおり看板は「ごろごろスープとトースト」で、スープに具がごろっと入っているのが特徴です。30年を超えて営業していた純喫茶を引き継いで2021年10月に開いた店なので、純喫茶の雰囲気を残しつつ、新しいカフェの感覚も楽しめます。出社前に温かいものを胃に入れておきたい会社員、ホテルの朝食を付けずに街で朝ごはんを食べたい出張者に向いています。注意点は、本町駅からだと距離があること。大阪メトロ中央線 堺筋本町駅から徒歩7分なので、堺筋本町駅を起点に動くのがおすすめです。モーニングの提供時間は店頭で確かめてください。
| 住所 | 〒540-0021 大阪府大阪市中央区大手通3-2-3 グランドメゾン大手通1F |
| アクセス | 大阪メトロ中央線 堺筋本町駅 徒歩7分 |
SCOOPはバタートーストとゆで卵で、自分好みに組み立てる
SCOOPのモーニングは、ベースのセットから少しだけ組み替えられるのが楽しいところです。retty掲載ではバタートーストモーニングが450円、ゆで卵が100円。バターがじゅわっと染みたトーストが好きな人はバタートーストモーニングに、たんぱく質もとっておきたい人はゆで卵を追加して、と自分の朝の気分で選べます。スープとトーストだけでは物足りない日でも、ゆで卵を1つ足すだけで満足感がぐっと上がります。モーニングのほかにランチや、夜には喫茶・軽食として使える時間帯もあるので、朝だけでなく仕事帰りの軽い夕食にも使える店です。注意点として、掲載されている価格はグルメサイトの情報なので、値上げなどで変わっている可能性があります。レジ前やメニュー表の価格を確認してから注文しましょう。また、人気のモーニングは出勤前の時間帯に混み合うことがあるので、時間に余裕を持って行くと落ち着いて食べられます。
コメダ珈琲店 大阪本町店は85席で、グループでも入りやすい
複数人で朝から喫茶店を使いたいなら、コメダ珈琲店 大阪本町店が使いやすい選択肢です。コメダ珈琲店の公式店舗ページによると、地下鉄御堂筋線本町駅5番出口から徒歩約3分。席数は85席と、この記事で紹介する店の中でいちばん広く、分煙にも対応しています。名古屋発祥のチェーンで、ドリンクを頼むと朝の時間帯にトーストなどが付くモーニングサービスで知られています。カード・電子マネー・QRコード決済が使え、テイクアウトやモバイルオーダーアプリにも対応しているので、現金を持ち歩かない人にも便利です。4〜5人での朝の打ち合わせや、子ども連れで広い席に座りたい家族にも向いています。注意点は、本町のオフィス街にある大型店なので、平日の昼どきや夕方は混み合うこと。営業時間やモーニングの提供時間は、公式店舗ページで最新の情報を確認してから出かけましょう。
| 住所 | 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町4-4-25 本町オルゴビル1F |
| アクセス | 地下鉄御堂筋線本町駅5番出口から徒歩約3分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
そもそも「モーニング」ってどんなサービス?
喫茶店のモーニングとは、朝の時間帯に、ドリンクを注文するか少し上乗せした値段を払うと、トーストやゆで卵などが付いてくるサービスのことです。名古屋や愛知、岐阜は「喫茶店王国」と呼ばれるほどモーニング文化が根付いていて、コメダ珈琲店もその名古屋で生まれたチェーンです。本町エリアのモーニングは、名古屋式の「ドリンク代だけで付いてくる」タイプと、SCOOPのように「セットで350円」と値段が決まっているタイプの両方があります。どちらがお得かは、飲みたいドリンクの値段によって変わるので、「コーヒーは必ず飲む」という人はドリンク料金込みのタイプ、「軽く食べたい」という人はセット価格のタイプ、と考えると選びやすくなります。注意したいのは、モーニングは店ごとに提供時間が決まっていること。時間を過ぎると通常メニューに切り替わるので、朝ごはん目当てなら早めに入るのが鉄則です。
コーヒーの味で選ぶなら、抽出方法に注目したい
リヴォリはサイフォンとクロスドリップ法を使い分ける自家焙煎店
コーヒーそのものの味を重視するなら、珈琲専門店リヴォリまで足を延ばす価値があります。1982年創業の自家焙煎の店で、親子2代で営む家族経営。ホットコーヒーはサイフォン、アイスコーヒーはクロスドリップ法と、温度帯に合わせて抽出方法を使い分けているのが特徴です。サイフォンはフラスコの中でお湯が上がり下がりする様子を目の前で眺められ、香りが立ったすっきりした味わいに。アイスはドリップで丁寧に落とすことで、氷で薄まってもコクが残ります。席数は20席(カウンター5席、テーブル15席)とこぢんまりしていて、カウンターに座れば抽出の様子をじっくり見られます。ひとりでコーヒーに向き合いたい日や、コーヒー好きの友人と味を語り合いたいときにぴったりです。注意点として、場所は北浜駅5番口から徒歩3分の平野町で、本町駅からは歩くと距離があります。最新の営業情報は店の公式Instagramで確認してください。
| 住所 | 〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町1-8-5 壱番館ビル1F |
| アクセス | 北浜駅5番口から徒歩3分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
リヴォリの週替わりメニューは、ランチ代わりに使える
リヴォリはコーヒーだけでなく、軽食の週替わりメニューもランチ代わりに使えます。船場エリアのランチ情報サイトによると、週替わりメニューは11時半から販売で、価格は880円。プロシュートと野菜とバジルソース、焼きナス、きのこのスープといった、週ごとに変わるサンドイッチなどの軽食が登場します。季節の食材を使ったメニューが入れ替わるので、何度通っても飽きにくいのが魅力です。コーヒーと一緒に頼めば、オフィス街のランチとしては落ち着いた昼休みになります。支払いはPayPayが使えるので、現金を持ち歩かない人でも安心です。気をつけたいのは、週替わりメニューは11時半からの販売なので、朝の時間帯には頼めないこと。また、店の規模が20席と小さいので、昼休みのピークに行くと満席のこともあります。少し時間をずらすか、テイクアウトの可否を店で聞いてみるとスムーズです。
ボイリング法・サイフォン・ドリップ、何が違う?
本町エリアの喫茶店を巡ると、同じコーヒーでも抽出方法の違いで味わいがまるで変わることに気づきます。平岡珈琲店の百年珈琲は、豆を鍋で煮出して木綿でこすボイリング法。煮出すことで深い味わいが出ます。純喫茶ヒロやリヴォリのホットコーヒーはサイフォン式で、フラスコで沸かしたお湯が上がって粉と混ざり、また下りてくる仕組み。香りが立ち、すっきりとした味に仕上がりやすい方法です。リヴォリのアイスコーヒーはクロスドリップ法で、フィルターを通してお湯を落としていきます。どれが優れているというより、好みの問題です。濃くてコクのある1杯が好きなら平岡珈琲店、香りを楽しみたいならサイフォンの店、と飲み比べてみると、自分の好みがはっきりしてきます。注意点として、サイフォンやボイリング法は1杯ごとに手間がかかるので、混雑時は提供まで少し時間がかかることもあります。急いでいる日は時間に余裕を持って入りましょう。
喫茶店というと個人経営の純喫茶に目が行きがちですが、意外と知られていないのが、本町のような店が密集するエリアほど「条件で困らない店」の価値が上がること。純喫茶の多くは喫煙可や現金のみ、席数が少ないといった制約があります。分煙・85席・キャッシュレス対応のコメダ珈琲店 大阪本町店は、子ども連れやグループ、たばこが苦手な人にとって、実は一番の安全策になります。
喫茶店と純喫茶の違いを知ると、店選びがラクになる
本町エリアの喫茶店を選ぶときは、「喫茶店」と「純喫茶」の違いを知っておくと店の雰囲気を想像しやすくなります。喫茶店は、お茶やコーヒー、ジュースなどを軽食やお菓子と一緒に出す飲食店のこと。一方の純喫茶は、お酒やアルコールを扱わず、コーヒーなどのドリンクと軽食だけを出す店を指します。「純」には「そのものだけ、ほかの要素が混ざらない」という意味があります。オーシャンやヒロのように「純喫茶」と名乗る店は、昭和の雰囲気を残した内装やサイフォンで淹れるコーヒーなど、昔ながらのスタイルを大切にしているところが多いのが特徴です。アルコールを飲みながらゆっくりしたい人には向かない反面、昼間からコーヒーと甘いものでのんびりしたい人にはぴったり。日本に喫茶店が登場してから130年以上の歴史があり、本町のゼー六や平岡珈琲店のような老舗は、その歴史の一部を今も体感させてくれます。

梅田でランチを食べようとすると、たいていどこかで妥協することになります。安い店に入れば背中に行列の気配を感じて15分で店を出るはめになり、ゆっくりできる店に入れ…
喫煙・席数・支払いで失敗しないためのコツ
全席喫煙の店と禁煙の店を、先に分けておく
本町の喫茶店で一番大きな分かれ目は、喫煙できるかどうかです。紹介した7軒のうち、喫茶オーシャンと純喫茶ヒロは全席喫煙可の店。昭和の純喫茶らしい雰囲気の一部とも言えますが、たばこのにおいが苦手な人には落ち着かない空間です。一方、ゼー六 本町店は全席禁煙、コメダ珈琲店 大阪本町店は分煙に対応しています。たばこを吸う人は、喫煙できる純喫茶が貴重な休憩場所になりますし、吸わない人は禁煙・分煙の店を選べば快適です。子ども連れや妊娠中の人、服ににおいを付けたくない商談前の人は、最初から全席喫煙の店を候補から外しておくと失敗しません。注意点として、喫煙ルールは法令の改正や店の方針で変わることがあります。気になる人は入口の表示を確認してから入店しましょう。
小さな老舗は現金のみ。キャッシュレス派は要注意
老舗の小さな喫茶店は、キャッシュレス決済に対応していないことが多いので要注意です。ゼー六 本町店は、食べログとホットペッパーの両方で、カード・電子マネー・QRコード決済が使えない現金のみの店と掲載されています。一方で、コメダ珈琲店 大阪本町店はカード・電子マネー・QRコード決済が使え、リヴォリはPayPayが利用可能です。スマホ決済に慣れている人ほど、老舗に入ってから財布の中身が足りずに慌てるパターンが多いもの。本町エリアを喫茶店巡りするなら、1,000円札を数枚と小銭を用意しておくと安心です。純喫茶ヒロや喫茶オーシャン、SCOOPの支払い方法は、この記事で確認できた情報源には記載がなかったので、心配な人は入店前に店頭で聞いておきましょう。
| 老舗・純喫茶を選ぶメリット | 老舗・純喫茶で困りやすい点 |
|---|---|
| アイスもなかや百年珈琲など、ここでしか味わえない名物がある サイフォンやボイリング法など、抽出にこだわった1杯が飲める 昭和の内装や老舗の空気感を楽しめる | 全席喫煙可の店がある(オーシャン・ヒロ) 現金のみの店がある(ゼー六 本町店) 12席など席数が少なく、グループだと入りにくい |
大人数ならコメダ、少人数なら老舗、と役割を分ける
何人で行くかによって、選ぶべき喫茶店は変わります。4人以上のグループなら、85席あるコメダ珈琲店 大阪本町店か、約60席ある喫茶オーシャンが候補。どちらも席数に余裕があるので、まとまって座れる可能性が高くなります。一方、ゼー六 本町店は12席(4人掛けテーブル3卓)、リヴォリは20席と小さな店なので、1〜2人で訪ねるのがちょうどいい規模です。少人数の店に大人数で押しかけると、席が分かれたり、ほかのお客さんを待たせたりしてしまいます。同僚と打ち合わせを兼ねて使いたいなら大型店、ひとりや2人で老舗の味をじっくり楽しみたいなら小さな店、と役割を分けて考えると失敗しません。注意点として、大型店でも昼どきは満席になることがあります。人数が多い日は、ピークの時間帯を避けて入るのが確実です。
よくある失敗:土曜に老舗を回ったら、2軒とも閉まっていた
本町の喫茶店巡りでありがちなのが、週末に老舗を回ろうとして空振りするパターンです。原因は、オフィス街の喫茶店ならではの営業日の偏り。平岡珈琲店の新店舗は金・土曜が定休日、純喫茶ヒロは日・祝日が休業日です。ゼー六 本町店も、グルメサイトによって土曜の営業日の書き方が違っていて、公式に確認できる情報がありません。平日にオフィスワーカー向けに営業している店が多いため、「週末にゆっくり喫茶店巡り」を計画すると、目当ての店が軒並み閉まっている、ということが起こります。対策は、行きたい店の定休日を曜日ごとに並べて、全部が開いている曜日を探すこと。週末しか動けない人は、日曜は平岡珈琲店、平日の昼休みはヒロ、というように店ごとに行く日を分けるのが確実です。どうしても週末に1日で回りたいなら、年中無休のオーシャン(ビル休館日を除く)を軸に組み立てると安心です。
平岡珈琲店(新店舗)は金・土曜、純喫茶ヒロは日・祝日が休みです。複数の店を1日で回るなら、行きたい店の定休日を曜日ごとに書き出して、全店が開いている曜日を選ぶのが確実です。
ひとり・商談・女子会・家族…シーン別に使い分けるなら?
ひとりで仕事前に1杯なら、オーシャンかSCOOP
出社前にひとりで1杯飲みたいなら、朝から開いている店を選ぶのが基本です。喫茶オーシャンは営業時間が7:00~20:45で、本町駅から徒歩2分。始業前にコーヒーを飲みながら、今日の予定を整理する時間を作れます。朝ごはんも一緒に済ませたいなら、SCOOPの350円モーニングがおすすめ。トースト・ミニスープ・ドリンクで、体を温めてから仕事に向かえます。どちらも駅から近いので、電車を降りてから短い時間で立ち寄れるのが魅力です。ひとりで朝の時間を過ごすなら、カウンター席や窓際など、落ち着ける席を選べるかどうかもポイントになります。注意点は、オーシャンは全席喫煙可なので、たばこのにおいが気になる人はSCOOPやコメダ珈琲店 大阪本町店を選ぶほうが快適です。朝の時間は限られているので、店の混み具合を見て、すぐ座れそうな店に入る柔軟さも大切です。
商談や打ち合わせなら、席の広さとキャッシュレス対応で選ぶ
取引先との商談や社内の打ち合わせで喫茶店を使うなら、コメダ珈琲店 大阪本町店が最有力です。85席あって分煙に対応し、カード・電子マネー・QRコード決済も使えるので、会社の経費精算で領収書が必要な場面でもスムーズ。本町駅5番出口から徒歩約3分と、取引先との待ち合わせ場所にも指定しやすい立地です。資料を広げて話し込んでも、席の間隔にゆとりがあれば周りを気にせずに済みます。もう少し落ち着いた雰囲気で話したいなら、約60席ある喫茶オーシャンも選択肢に入りますが、全席喫煙可なので相手がたばこを吸わない場合は避けたほうが無難です。注意点として、打ち合わせが長引きそうな場合は、昼どきや夕方の混雑時間帯を避けるのがマナー。お店に迷惑をかけないよう、追加の注文をするなど気配りも忘れずに。
| シーン | 第一候補 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| ひとりで出社前 | 喫茶オーシャン/SCOOP | 朝から入れる・駅から近い |
| 商談・打ち合わせ | コメダ珈琲店 大阪本町店 | 85席・分煙・キャッシュレス |
| 女子会・甘いもの | 純喫茶ヒロ/ゼー六 本町店 | 堅めプリン・アイスもなか |
| コーヒー好き | 平岡珈琲店/リヴォリ | ボイリング法・サイフォン |
| 子ども連れ・家族 | コメダ珈琲店 大阪本町店 | 分煙・席数に余裕がある |
女子会や甘いもの巡りなら、ヒロのプリンとゼー六のアイスもなか
友人と甘いものを楽しむなら、純喫茶ヒロのプリンとゼー六 本町店のアイスもなかをはしごするのがおすすめです。ヒロの自家製プリンは、お皿の上で自立する堅めの食感とほろ苦いカラメルが魅力で、プリンセットは850円~1,000円(retty掲載)。ゼー六のアイスもなかは、バニラ・抹茶・ココア・ストロベリー・あずきの5種類の味があり、パリッとしたもなかとさっぱりしたアイスの組み合わせが楽しめます。昭和レトロなプリンと大正創業の老舗のアイスもなか、という組み合わせは、写真映えもする甘いもの巡りになります。注意点として、ヒロは営業時間が11:00~17:30で日・祝日が休業日、全席喫煙可の店です。ゼー六は12席で現金のみ。平日の午後に、2人くらいで回るのがちょうどいいプランです。甘いもの巡りの前に、どちらも営業している曜日かを必ず確かめておきましょう。

お昼に大阪へ出たとき、「安くて、しかもちゃんとおいしい店」を探すのは意外と骨が折れます。検索すれば店名は無数に出てくるのに、いざ着いてみたら定休日だった、思った…
子ども連れや家族なら、分煙と席の広さを優先する
子ども連れで喫茶店に入るなら、分煙で席数に余裕がある店を選ぶのが鉄則です。本町エリアでその条件を満たすのは、85席で分煙対応のコメダ珈琲店 大阪本町店。広い席でゆったり座れて、キャッシュレス決済にも対応しているので、子どもの世話をしながらでも会計がスムーズです。全席禁煙のゼー六 本町店も、アイスもなかは子どもが喜ぶおやつですが、12席と小さな店なのでベビーカーを置くスペースは期待しにくいと考えておきましょう。北摂から家族で本町へ出かけるなら、御堂筋線で一本で来られる本町駅の近さも助かります。注意点として、喫茶オーシャンと純喫茶ヒロは全席喫煙可なので、子ども連れには向きません。また、船場センタービルの地下は通路が長く、小さな子どもを連れて歩くと思ったより時間がかかることもあります。子どもの体力も考えて、駅から近い店を選ぶと安心です。
本町駅は御堂筋線・四つ橋線・中央線の乗り換え駅で、地上から改札を経由してホームまで段差なしで移動できます。ベビーカーでもエレベーターを使えば船場センタービル方面へ動きやすい駅です。

千里中央でお昼をどこにするか、改札を出てから決めようとして結局いつもの店に入ってしまう——そんな経験はありませんか。駅前にせんちゅうパル、SENRITOよみうり…
まとめ
最初の一歩としては、平日の午後に本町駅で降りて、船場センタービル地下の純喫茶ヒロでプリンとサイフォンコーヒーを味わってみてください。本町の喫茶店の奥深さを知るきっかけになるはずです。
※営業時間・価格・定休日は変わることがあります。最新情報は各店の公式サイトや公式SNSでご確認ください。

コメント