万博記念公園に行こうと決めて、まず引っかかるのが「チケットっていくら?どこで買うの?」という一点だと思います。窓口で当日券を買えばいいのか、スマホで前売りを買っておくべきなのか、年間パスポートは元が取れるのか。しかも2026年4月1日に入園料が改定されたので、少し前の情報を見ていると金額が合いません。
結論から書きます。大人(高校生以上)の入園料は450円、中学生以下は無料です。ふつうに1回遊びに行くだけなら、当日券でも前売電子チケットでも支払う金額は同じ450円。差が出るのは「誰と、何回、どうやって行くか」です。ニフレルとセットで回るなら大人2,700円のセット券、電車で来るなら大阪モノレールの1,000円のパス、年に何度も通うなら年間パスポート、という具合に、選ぶべき券が変わります。
この記事では、万博記念公園のチケットを「当日券・前売電子チケット・団体券・年間パスポート・ニフレルセット券・モノレールのパス」の6ルートに整理して、どれを買えばいいのかを判断できるようにまとめました。あわせて、車で行く人がチケット代とは別に払うことになる駐車場料金、そして買ってから気づいても遅い休園日・受付時間の落とし穴まで、公式サイトで確認できた数字だけで書いています。
・2026年4月改定後の入園料と、値上げ前後で何が変わったのか
・当日券と前売電子チケットの違い、買える場所
・年間パスポート・ニフレルセット券・モノレールのパスの損益分岐
・車で行く人が払う駐車場料金と、チケットを買う前に確認すべき休園日
万博記念公園のチケットは2026年4月から大人450円|まず基本料金を押さえる

チケットの種類を比べる前に、基準になる入園料をはっきりさせておきます。ここがずれていると、セット券が得なのか損なのかも判断できません。
大人450円・中学生以下無料という現在の料金体系
自然文化園・日本庭園の入園料は、大人(高校生以上)450円、小中学生以下は無料です。この料金は2026年4月1日から適用されています。公式の料金ページには「自然文化園・日本庭園の入園料(2026年4月1日より改定)大人(高校生以上)450円、小中学生以下無料」と明記されています。
注目したいのは「小中学生以下無料」のほう。つまり小学生2人を連れた4人家族なら、払うのは大人2人ぶんだけです。太陽の塔の外観を眺めて、芝生でお弁当を広げて、遊具で走り回って半日過ごす──この内容で家族の負担が大人ぶんだけというのは、北摂のおでかけ先としてかなり守備範囲が広い選択肢になります。休日に「どこ行く?」で詰まったとき、予算の読みやすさで選べるのが強みです。
注意点もあります。この450円は自然文化園と日本庭園の共通入園料で、太陽の塔の内部観覧や、園内の一部の有料遊具、EXPO’70パビリオンなどは別料金です。「入園料を払えば園内すべてが見られる」と思って行くと、目的の施設の前で追加の支払いが発生します。行く前に、自分が入りたい施設が入園料に含まれるのかどうかだけは確認しておいてください。
| 住所 | 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園 |
| 営業時間 | 9:30~17:00(入園受付は~16:30) |
| 定休日 | 毎週水曜日(水曜日が祝日および振替休日の場合は直後の平日)、年末年始。ただし4月1日~5月2日、10月1日~11月30日は無休 |
| アクセス | 大阪モノレール「万博記念公園駅」下車 中央口より北へ徒歩約5分。または「公園東口駅」下車 東口より西へ徒歩約5分 |
| 駐車場 | あり(5駐車場:東982台、南1,218台、中央971台、西744台、日本庭園前547台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
260円から190円上がった値上げで、家計への影響はどれくらいか
2026年4月の改定前、大人の入園料は260円でした。公式のお知らせには「大人(高校生以上):260円 → 450円(+190円)」と記載されています。190円の値上げですから、率で見ればそれなりの幅です。
家計に響くのは、実は大人が複数いるケースです。夫婦2人+祖父母2人の4人で行けば、改定前と比べて支払いが4人ぶん増えます。逆に、改定と同時に小中学生の入園料(改定前は80円)が無料になったので、子どもの人数が多い家庭ほど影響は薄まります。小学生3人を連れた家族なら、子どもぶんが浮くぶんで大人の増額を一部相殺できる計算です。
使いどころとしては、「大人だけで行く日」と「子連れで行く日」で体感がまったく違う、と覚えておくといいです。大人同士のウォーキングや写真散歩で通っていた人ほど値上げを感じやすく、子連れファミリーは以前より行きやすくなった面があります。デメリットを挙げるなら、値上げ後も料金の見直しが今後ないとは限らないこと。公式の入園料ページが一次情報なので、久しぶりに行くときは金額だけ見ておくと安心です。
20人集まれば360円、200人以上なら330円になる団体料金
人数がまとまるなら団体料金が使えます。公式の料金ページには「団体料金(一般団体20~199人)大人(高校生以上)360円、団体料金(一般団体200人以上)大人(高校生以上)330円、小人(中学生以下)無料」とあります。20人から360円、200人を超えると330円まで下がる二段階です。
この20人という区切りは、意外と現実的なラインです。町内会の秋の遠足、会社のレクリエーション、サークルの花見、子ども会の遠足あたりは20人を超えることが珍しくありません。北摂は自治会や子ども会の活動が活発なエリアですから、「うちの集まりなら団体で取れるのでは」と一度数えてみる価値があります。1人あたりの差額は小さくても、人数を掛ければ会計担当者にとっては無視できない額になります。
学校団体はさらに扱いが別で、高校生・中学生以下と引率者は無料と案内されています。注意点は、団体扱いには事前の手続きが必要になる点です。当日ふらっと20人で行って窓口で「団体で」と言えば通る、というものではありません。幹事役を引き受けたら、日程が固まった時点で公式サイトの案内を確認し、申し込み方法を先に押さえておくのが安全です。
回数券が廃止され、リピーターの選択肢は年間パスポート一本になった
以前あった回数券(11枚つづり)は、2026年4月1日をもって廃止されました。公式の料金ページにも「回数券(11枚つづり)は、2026年4月1日(水)より廃止となりました」と明記されています。
これは、年に数回行く層にとって地味に効く変更です。毎回は行かないけれど季節ごとに顔を出す、という使い方をしていた人は、回数券という中間の選択肢を失いました。いまは「その都度450円を払う」か「年間パスポートを買う」かの二択に整理されたことになります。
どちらを選ぶかは、年に何回行くかで決まります。春のチューリップと秋のコスモスだけ、年2回程度なら都度払いで十分。月1回ペースで散歩コースにしている人なら年間パスポートに切り替えたほうが安く済みます。判断の目安は後述する年間パスポートの章に整理しました。回数券を前提に予定を組んでいた人は、まずそこを読み替えてください。
チケットはどこで買う?当日券と前売電子チケットの使い分け
金額が同じなら、あとは「どこで買うか」の話になります。当日券と前売電子チケット、それぞれに向き不向きがあります。
中央口・東口の窓口と券売機で買う当日券
いちばんシンプルなのが当日券です。公式の案内では、券売機・窓口で購入できるとされています。大阪モノレール「万博記念公園駅」から中央口へ、あるいは「公園東口駅」から東口へ向かい、そこで大人450円ぶんを買って入る、という流れです。
当日券が向くのは、行くかどうかを直前まで決めない人です。天気予報が微妙な日に公園へ行くかどうかは、当日の空を見てから決めたいもの。前売りを買ってしまうと「せっかく買ったから」と雨の中を歩く羽目になります。また、子どもの機嫌や昼寝のタイミングで予定が崩れやすい乳幼児連れも、当日券のほうが気楽です。
デメリットは、混雑期に窓口で待つ可能性があること。春のチューリップ期や秋の行楽シーズンの土日は、ゲート前に列ができます。小さい子どもを連れて10分、15分と並ぶのは地味にこたえるので、混みそうな日だと分かっているなら次の前売りを検討してください。
アソビュー・じゃらん・Webketで買える前売電子チケット
前売電子チケットは、スマホで事前に買っておく方式です。販売ページには「前売電子チケットはアソビュー、じゃらん、Webketなどの販売サイトで購入できます」とあり、複数の電子チケット販売サイトから選べます。公式のチケット案内ページから販売サイトをたどるのが確実です。
前売りが効くのは、行くことが確定している日です。遠方からの来訪、友人との待ち合わせ、イベント参加のついでなど、「その日に必ず入る」場面では、ゲート前で財布を出さずにスマホの画面だけで通れるのは快適です。家族4人ぶんをまとめて1つの画面で出せるので、小銭を数える手間も消えます。
注意したいのは、サイトによって支払い方法やキャンセル可否のルールが違うこと。それから、当日券と同じ450円なので「前売りだから安い」わけではありません。あくまで並ばずに入れる利便性を買う、という位置づけで考えてください。電波が弱い場所で画面が開かず慌てる、という事故を避けるため、ゲートに着く前にチケット画面を一度開いておくのがおすすめです。
【北摂ごちそう手帖調べ】チケット6ルートを金額と条件で並べてみた
ここまで出てきた券をまとめて並べます。公式サイトで確認できた金額だけを載せています。
| チケット | 大人の金額 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 当日券 | 450円 | 行くか直前に決める人・乳幼児連れ |
| 前売電子チケット | 450円 | 行く日が確定・混雑期に並びたくない人 |
| 団体券(20~199人) | 360円 | 子ども会・町内会・会社の行事 |
| 団体券(200人以上) | 330円 | 大規模な団体旅行・大会 |
| ニフレルセット券 | 2,700円 | 同じ日にニフレルと公園を両方回る人 |
| 年間パスポート(64歳以下) | 4,500円 | 月1回ペースで通う地元の人 |
| モノレールのパス | 1,000円 | モノレール沿線から電車で行く人 |
こうして並べると、「安いほうを選ぶ」ではなく「自分の行き方に合うものを選ぶ」問題だと分かります。ニフレルに入らない人にとってセット券は選択肢に入りませんし、車で行く人にモノレールのパスは意味がありません。
ひとり・子連れ・観光客・幹事でこう選ぶ
読者のタイプ別に、最短の答えを出します。ひとりで散歩やランニング目的なら当日券の450円で十分。行く頻度が月1回を超えてきたら年間パスポートに切り替えるタイミングです。
未就学児を連れた家族は当日券が無難です。子どもの体調で予定が変わりやすく、払うのは大人ぶんだけなので前売りにする旨味が小さい。小学生を連れて「ニフレルも見たい」という日は、セット券を検討してください。遠方からの観光客で、新大阪や難波から電車で向かう人は、モノレールのパスが有力です。
そして幹事役の人。20人を超える見込みがあるなら団体料金の手続きを最優先で確認してください。当日に人数が19人へ減ると団体が成立しないので、集金と参加確定のタイミングを早めに切るのが実務的なコツです。割引の選び方をもう少し細かく比べたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

「万博記念公園に行こう」と決めたあと、検索窓に「入場料 割引」と打ち込んだことはありませんか。大人450円と聞けば安く感じますが、家族4人で年に何度も通うとなる…
年間パスポートは4,500円|何回行く人なら持つ価値があるか

リピーターの本命が年間パスポートです。ただし2026年4月の改定で価格構造が変わったので、以前の感覚のままだと判断を誤ります。
64歳以下4,500円・65歳以上3,200円という二段構え
年間パスポートは、64歳以下が4,500円、65歳以上が3,200円です。公式のお知らせには「年間パスポート(64歳以下):3,200円 → 4,500円、年間パスポート(65歳以上):3,200円に据え置き」と記載されています。有効期間は1年間です。
改定前は全年代が同じ3,200円でしたから、64歳以下だけが1,300円上がり、65歳以上は据え置きという形になりました。年齢で価格が分かれたのは今回からの仕組みです。
使いどころははっきりしています。入園料450円を年に10回ぶん超えて払う見込みがあるなら、64歳以下でも年間パスポートのほうが総額は下がります。週末のウォーキングコースにしている人、子どもを連れて遊具目当てに通う人、園内でのイベントに毎回足を運ぶ人は、年間で10回を超えるのは難しくありません。注意点は、有効期間が1年間なので、購入した時期によっては閑散期をまたいでしまうこと。よく通う季節の直前に買うのが無駄がありません。
1,300円上がった64歳以下は「通う頻度」で線を引く
64歳以下の1,300円の値上げをどう受け止めるかは、通う頻度次第です。年に3〜4回なら、都度450円を払ったほうが安く済みます。回数券が廃止されたいまも、この帯の人は都度払いが正解です。
逆に、月2回のペースで通う人にとっては、年間パスポートの効きは改定前より大きくなっています。入園料そのものが260円から450円へ上がったため、1回あたりで浮く金額が増えたからです。値上げは「たまに行く人に厳しく、よく行く人には年間パスポートの価値を上げた」改定だと言えます。
シーンとしては、北摂に住んでいて自転車や徒歩でも行ける距離の人が典型例です。吹田・茨木・豊中あたりから気軽に足を運べる人は、年間パスポートを持っていると「30分だけ散歩に寄る」という使い方ができるようになります。デメリットは、1回あたりの滞在が短くなりすぎて、結局あまり行かなくなるパターン。買った月をカレンダーに書き、3か月ごとに利用回数を振り返る癖をつけると失敗しにくくなります。
年間パスポートを買ってから気づく「水曜日」の落とし穴
自然文化園・日本庭園は毎週水曜日が定休日です。水曜休みの職場に勤めている人が「平日の空いている日に通おう」と考えて年間パスポートを買うと、いちばん行きやすい曜日に閉まっている、という事態になります。原因は購入前に休園日を確認していないこと。対策は単純で、自分が行ける曜日が水曜以外にあるかを先に数えてから買うことです。
この定休日は、公式の開園状況ページに「自然文化園・日本庭園は毎週水曜日(水曜日が祝日および振替休日の場合は直後の平日)が定休日です」と書かれています。水曜が祝日のときは直後の平日に振り替わるので、「祝日だから開いている」と思って翌日に行くと閉まっている、という逆パターンもあります。
ただし例外の期間があり、4月1日から5月2日まで、10月1日から11月30日までは無休です。春と秋の行楽シーズンは水曜でも開いているので、この期間に限れば曜日を気にせず通えます。年間パスポートを買うなら、この無休期間をどう使うかまで考えると回数を稼ぎやすくなります。
ニフレルとセットなら大人2,700円|セット券が向く人・向かない人
万博記念公園に隣接する水族館「ニフレル」と組み合わせたセット券があります。1日で両方回るつもりなら、真っ先に検討したい券です。
セット券の中身は「ニフレル+自然文化園・日本庭園」
ニフレル・万博記念公園セット券は、大人(高校生以上)2,700円、小中学生1,650円です。公式の案内には「ニフレル・万博記念公園セット券 大人券は2,700円(650円もお得)、小中学生券は1,650円(50円お得)でニフレルと自然文化園・日本庭園に入場できます」とあります。
中身はニフレルの入館と、自然文化園・日本庭園の共通入園券の組み合わせです。つまり1枚で水族館と公園の両方に入れます。大人は650円お得、小中学生は50円お得という差額が公式に示されています。
向いているのは、朝からニフレルを見て、昼は公園の芝生でお弁当、午後は遊具や日本庭園、という1日コースを組む家族です。雨が降ってきても屋内のニフレルに逃げられるので、天気が読みにくい日の保険にもなります。注意点は、どちらも1日でしっかり回るとかなり歩くこと。未就学児連れならベビーカーを持っていくか、午後は公園を短く切り上げる前提で組んだほうが無理がありません。
650円お得になるのは「同じ日に両方入る」場合だけ
セット券の差額は、両方の施設に入って初めて実現します。ここを勘違いすると損をします。公園だけ入るなら450円ですし、ニフレルだけ見るならニフレルの単独料金を払えば済みます。「セット券のほうが安いらしい」と聞いてニフレルに入らずに帰ったら、450円で済んだ日に2,700円を払ったことになります。
| セット券が効くケース | セット券を選ばないほうがいいケース |
|---|---|
| 同じ日にニフレルと公園を両方回る 雨天時の避難先を確保しておきたい 小中学生を含む家族で1日かける 遠方から来てその日に詰め込みたい | 公園の芝生と遊具だけが目的 滞在が2〜3時間と短い 年間パスポートをすでに持っている ニフレルを別の日にゆっくり見たい |
シーン別に言えば、「祖父母を含む3世代で遠出する日」はセット券の相性がいいです。歩き続けるのが難しい人がいても、ニフレルの屋内で座って休みながら回れます。逆に、近所に住んでいて何度も来られる人は、日を分けたほうが1日の疲れ方がまったく違います。
セット券を買う前に確認しておきたいこと
セット券の内容と価格は、ニフレルのチケット案内ページが一次情報です。買う前にここで現在の取り扱いを見ておけば間違いありません。
もうひとつ、公園側の定休日との兼ね合いに注意してください。セット券は公園への入園を含むので、公園が休みの水曜日に使うと公園部分が無駄になります。ニフレルと公園で営業日が違う日に当たっていないか、出発前に確認する。これだけで「せっかく2,700円払ったのに公園が閉まっていた」という事故は防げます。
子ども連れの回り方としては、ニフレルを午前の早い時間に入れるのがおすすめです。混雑が本格化する前に水槽の前でしっかり見られますし、午後の公園では多少騒いでも周囲を気にせずに済みます。昼食をどこで取るかだけは先に決めておくと、午後の動きがぶれません。
電車で行くなら1,000円のモノレールのパスが効く
大阪モノレールが出しているお得なきっぷに、公園の入園がセットになったものがあります。沿線から電車で向かうなら、これが最短の答えになることが多いです。
全線1日乗り放題+入園で高校生以上1,000円
大阪モノレール万博記念公園エンジョイパスは、高校生以上1,000円です。公式ページには「2026年4月1日~2027年3月31日の期間、高校生以上は1,000円で、大阪モノレール全線1日乗り放題と入園がセットになったチケット」と案内されています。公式の説明では、大人の通常料金で計算した場合、モノレールの乗車料金と入園料金で約550円以上お得になるとされています。
全線乗り放題というのがポイントで、公園に行って帰るだけでなく、途中で他の駅に降りてもいい。モノレール沿線には他にも寄り道先があるので、1日かけて何か所か回る日には使い勝手がいい券です。
使いどころは、モノレール沿線に住んでいる人、あるいは阪急や地下鉄からモノレールに乗り換えて来る人。公園に行くことが決まっているなら、券売機で普通に切符を買うよりこちらを選ぶだけで支払いが減ります。注意点は、モノレールに乗る区間が短い人ほど効きが弱くなること。隣の駅から乗るだけなら、通常のきっぷと入園料を別々に払ったほうがいい場合もあります。
どの駅から乗る人に効くのか
効きが大きいのは、モノレールの乗車区間が長い人です。門真市側や大阪空港側など、端のほうの駅から乗ってくるなら往復のモノレール代がそれなりの額になるので、乗り放題の価値がはっきり出ます。
公園の最寄りは大阪モノレール「万博記念公園駅」で、中央口より北へ徒歩約5分。もうひとつ「公園東口駅」があり、こちらは東口より西へ徒歩約5分です。どちらの駅から入るかで園内の動線が変わるので、目的の施設に近いゲートを選ぶと歩く距離が短くなります。
シーンとしては、「1日フリーで遊ぶ日」に向いています。逆に、公園だけ2時間ほど見て帰る予定で、かつ最寄り駅が公園のすぐ近くという人は、乗り放題部分を使い切れません。自分の出発駅からの運賃と往復回数を頭に置いて選んでください。電車ルートの組み立て方は、こちらの記事に詳しくまとめています。

「万博記念公園に行きたいけれど、電車だとどの駅で降りればいいのかわからない」——北摂に住んでいる人でも、いざ調べ始めると迷うポイントです。大阪モノレール、御堂筋…
利用期間と、買うときの注意点
意外と知られていないのですが、このパスは年度単位で設定されています。利用期間は2026年4月1日から2027年3月31日まで。つまり年度が変わると内容や価格が見直される可能性があるということです。「去年使ったから今年も同じ」と思い込まず、出かける前に大阪モノレールの公式ページで現在の設定を見ておくと確実です。
購入や利用のルールは、大阪モノレールの公式ページが一次情報です。販売場所や発売条件はここで確認してください。
もうひとつの注意点として、このパスは入園を含むので、公園が休園している日に買っても入園分は使えません。水曜日に出かける計画なら、そもそも公園が開いているかを先に確認する必要があります。春と秋の無休期間であれば、この心配はいりません。
車で行く人は、チケット代の外側で駐車場代がかかる
ここまで入園料の話をしてきましたが、車で行く人にとっての実質的な出費は駐車場代を足した金額です。むしろこちらのほうが大きくなることもあります。
平日と土日祝で別料金、時間で上がっていく
駐車場料金は時間制で、平日と土日祝で金額が違います。公式の駐車場ページには「平日2時間410円、3時間620円、4時間830円、24時間1,100円。土日祝2時間620円、3時間930円、4時間1,240円、24時間1,600円」と記載されています。
| 駐車時間 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 2時間 | 410円 | 620円 |
| 3時間 | 620円 | 930円 |
| 4時間 | 830円 | 1,240円 |
| 24時間 | 1,100円 | 1,600円 |
入園料は大人450円ですから、土日祝に4時間停めると駐車場代のほうが入園料を上回ります。大人2人で行っても、駐車場代が家族の入園料と並ぶ、という感覚です。車で行くつもりの人は、この金額を予算に入れておかないと「思ったより高くついた」となります。
4時間を超えそうなら、24時間料金の存在を思い出す
表を見て気づくのは、4時間と24時間の差が小さいことです。土日祝なら4時間で1,240円、24時間で1,600円。平日でも4時間830円に対して24時間1,100円です。長居する予定なら、時間を気にして走って戻るより、はじめから長時間停める前提で考えたほうが気が楽になります。
使いどころは、朝から夕方まで公園で過ごす行楽日や、ニフレルと公園をはしごする日です。お弁当を広げて、遊具で遊んで、日本庭園も歩いて、という1日コースは4時間では収まりません。時間を切り詰めて回るより、駐車場の料金体系を理解したうえでゆっくり過ごすほうが満足度は上がります。
注意点は、駐車場の営業時間です。公式の案内では通常時9:00~17:00とされています。夜まで停めっぱなしにできる想定で動くと、出庫できるタイミングを逃します。イベント時は運用が変わることもあるので、長時間停める日は公式の駐車場ページを見ておいてください。
5か所4,462台をどう選ぶか
駐車場は5か所あり、合計4,462台(障害者専用62台、バス専用133台、自動二輪約155台を含む)という規模です。内訳は東982台、南1,218台、中央971台、西744台、日本庭園前547台。これだけの台数があるので、よほどのイベント日でなければ停められないことは多くありません。
選び方はシンプルで、行きたい施設にいちばん近いところを選ぶこと。日本庭園が目的なら日本庭園前、自然文化園の中央部を目指すなら中央、という具合です。園内はかなり広いので、遠い駐車場に停めると園内を歩く距離が一気に伸びます。小さい子どもを連れているときは、この選択がその日の疲れ方を決めます。
注意点として、東駐車場は無休ですが、その他は1月2日から12月27日~28日までの営業とされています。年末年始に近い時期に行く場合は、どの駐車場が開いているかを確認してください。駐車場の使い分けや無料になる条件については、こちらの記事でさらに細かく整理しています。

チケットを買う前に必ず見ておきたい休園日と受付時間
券の種類を選ぶより先に確認すべきなのが、その日に開いているかどうかです。ここを外すと、どの券を買っていても意味がありません。
水曜定休、ただし4月と秋は無休という二段構え
自然文化園・日本庭園の定休日は毎週水曜日で、水曜日が祝日および振替休日の場合は直後の平日が休みになります。加えて年末年始も休園です。
ここに例外があり、4月1日から5月2日まで、10月1日から11月30日までは無休と案内されています。春の花の時期と秋の行楽シーズンは曜日を気にせず行けるということです。逆に言えば、それ以外の期間の水曜日は原則として閉まっています。
使い分けとしては、平日に休みを取って空いている日に行きたい人は、水曜以外の平日を狙うのが基本。どうしても水曜しか空いていないなら、4月と10〜11月の無休期間に合わせて計画を立てるという手があります。注意点は、天候や行事によって営業時間が変わる場合があること。出発前に公式の開園状況ページを見る習慣をつけておくと確実です。
16:30で入園受付が締まる|夕方の思い込みに注意
営業時間は9:30~17:00ですが、入園受付は16:30までです。「17:00まで開いているから、受付終了を少し過ぎても入れるだろう」と考えて向かうと、ゲートで入れずに引き返すことになります。原因は閉園時刻と受付終了時刻を同じだと思い込むこと。対策は、夕方に行くなら16:30をゲート到着の締切としてスケジュールを逆算することです。駐車場から園内のゲートまでは歩く時間も要ります。
この受付時間は公式の開園状況ページに「営業時間9:30~17:00(入園受付は~16:30)」と明記されています。夕方の光の中で太陽の塔を撮りたい、という目的で向かう人は特に気をつけてください。
実用的なアドバイスをひとつ。前売電子チケットを持っていても、受付終了後に入れるわけではありません。券の種類にかかわらず、ゲートに間に合うかどうかがすべてです。仕事終わりに寄るつもりなら、平日の早い時間に着ける日を選ぶほうが確実に楽しめます。
チケット購入前のよくある質問
もうひとつよく聞かれるのが「回数券はまだ買えますか」という質問です。回数券(11枚つづり)は2026年4月1日をもって廃止されています。年に何度も通う予定なら、年間パスポート(64歳以下4,500円、65歳以上3,200円)を検討してください。廃止を知らずに窓口で探すと、その場で買い方を決め直すことになります。
チケット選びのまとめ|自分の行き方から逆算すれば迷わない
万博記念公園のチケットは種類が多く見えますが、判断の軸は3つしかありません。「何人で行くか」「どうやって行くか」「年に何回行くか」です。1人か2人で、車で、年に数回。この条件なら当日券の450円で終わりです。20人の子ども会なら団体料金、モノレールで沿線から来るなら1,000円のパス、月1回通う地元の人なら年間パスポート、ニフレルもセットで回る日ならセット券。自分の条件に当てはまるものを1つ選ぶだけです。
最初の一歩としておすすめなのは、行く日を仮決めして、その日が水曜日かどうかを確認することです。ここさえクリアすれば、あとはゲートで450円を払うだけで太陽の塔の前に立てます。
※入園料・営業時間・駐車場料金は変更されることがあります。おでかけ前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

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